山口義行先生の 経済についての講演をききました。
山口先生はよくテレビにもコメンテーターとして 出演されていて
おなじみですが、 とてもわかりやすく 経済の話をされます。
今回は 西武信用金庫という会社が いかに 業績を伸ばしていったかという
とても興味深い話をきかせて頂きました。
西武信金の社長のユニークな やり方には 感心させられました。
その中で とくに 感じたのは、 まず自分の利益を考えるのではなくて、
中小企業やNPOという お客様の目線に立つということです。
そのために 人、情報、そして 安心を提供するというやり方は なるほどと 思い
ました。
中小企業にとって苦しい 今の経済状況のなかで 西武信金のような会社が
日本経済を活性化してくれそうな気がして 元気になりました。
そして 今回 特に 印象に残った言葉は、 「日本」 のブランディングです。
起業するときに 大事なことのひとつに ブランディング があります。
これからは 会社と同じように 日本という国のブランディングが大事になってくる
ようです。
観光に人気のある国の一位は フランス、 そして 我が日本は 三十何位だとか・・・
外国の人に 日本のイメージを尋ねると、 先進技術や 平和を愛する国・・・ といった
答えが返ってきます。
アフガン戦争終結のときに 後始末のために タリバンのもとに出向いたのが
日本人だったとは 驚きでした。 アメリカや ほかの国の人だと受け入れられない
けど、 日本人なら 受け入れてもらえるそうです。
あの震災の時も 日本人の美徳について 随分語られましたが、
2020年のオリンピック開催が決まった今、 あらためて 日本の良さを 見直して
日本という国のブランディングを 素敵に作っていけたら いいなと 思います。
おもてなしの心、 日本の伝統食 など 日本の素晴らしい文化を もっと 世界に
アピールできたらいいですね。
