施設に入っていた95歳の痴呆症の叔母が亡くなった

コロナ禍で面会はほとんど出来なかったが、定期的に施設から送られてくる報告では、食事も全部食べてるし、元気で過ごしている様子だった

そんなある日、熱がありいつどうなってもおかしくないとの連絡


えっ⁈

そんな急に?


伝えられた症状は、熱38.5度、水も飲まないし、食事も食べないとのこと


症状だけきくと、ただの風邪ではないか。

2、3日すれば良くなるのではとおもうが、

高齢者にとってはどうなるかわからないとなるらしい


急遽、親族のみの面会が許可された


会ってみると、ベッドに横たわり、咳をしていて、痰を出したくても力がなく出せなくて辛い様子

口呼吸しているので、唇も乾いている


ハァハァと言っている叔母がただベッドによこたわっているだけだった。


延命治療はしないと入居の時から決めていたが、

延命治療をしないということはこういうことかと思った


水分が取れないなら点滴を、

痰が絡んでるなら出しやすいように体の向きを横にして

飲めないなら唇をしめらて…


水分も与えなかったら死んじゃうよ😭


その施設は病院の施設内にあり、医師の見立ては老衰とのことであった


自宅なら何かやってあげられるのに、施設にお任せしている以上、何かをしてあげることも出来なかった


悲しい

何も出来なかった自分が情けない


最後の面会をして3日後、息を引き取ったと施設から連絡があった


安らかに眠って欲しいと思う