お盆の最終日、予約をとっていた大腸内視鏡検査の事前診察へでかける

 

前回他の病院で小さい大腸ポリープを切除していたため、

約2年後の検査だ

 

2年前のデータを持って受診すると

 

「今日、空いてるけどやっちゃう?」

 

「え! 今日ですか⁉」

 

「そう、今日」

 

前日から食事制限が必要な大腸内視鏡検査を当日やるとは

しかも朝食もしっかりとっている

できるのだろうか

 

去年のデータをみせていたから

これは早急に内視鏡をした方が良いという先生の判断なのだろうか

 

これも何かのタイミングかと思い

私はやることにした

 

11時、腸内洗浄剤2リットル服用開始

 

1リットルのんだ時点でお腹が苦しくて飲むのがつらくなる

憂鬱ショボーン

 

2時間たったところでトイレに行きはじめ、

 

14時半、飲み始めてから3時間半、点滴開始

先生が外来診察と両方をしているため待たされる

 

16時 検査開始

 

検査中は静脈麻酔をしているから痛みは感じないが、

画像も見れるし、先生の声も聞こえる

 

「大きなポリープだな

3cmはあるんじゃないか」ガーン

 

画像では、黒っぽい液体をかけられたポリープを

輪っかのようなものでつまんでいるのが見えた

大腸ポリープ切除

 

私は怖くなり、その後の声を聞かないように目を閉じた

 

12分後、検査終了

 

1時間ほど休み目覚めた時、

検査中の画像を思い出し、

悪いものに違いないと私は本気で思っていた

 

17時半、看護師から大腸ポリープ切除後の注意事項を聞いて帰る

病理の結果は1週間後

 

大腸ポリープで検索をかけて調べてみると、

ポリープは大きさに比例して悪性度がたかまる

2cm以上のポリープの約35%が悪性とあった

 

私はますます悪い結果に違いないと思い込んだ

 

1週間後

 

検査結果は、いずれがんになる良性と悪性の中間ぐらいのもので

今見つかって良かったですねとのこと

 

私はがんでなかったことに安堵したが

一方がんになる種が身体にできていたことを重くとらえた

 

がんは生活習慣病と言われている

生活を見直さない限り、ポリープはまたできると思った


お盆の最終日に急遽決まった内視鏡検査、ご先祖様のお知らせと思い、自身の生活スタイルの見直し、

そしてがんという病気について調べようと思った 


次の検査は1年後