「色どり豊かな人生」 | カイとわたしの場合~オーストラリアx自閉症xシンプルライフ

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高校生になった自閉症児カイと、シングルマザーのわたし。オーストラリアはメルボルンにて、ふたり暮らし。そんな私たちの毎日を綴っています。

昨日小林麻央さんのニュースを耳にして最初に思い出したのは、昨年11月に麻央さんが綴っていたこの言葉でした。

 

ずっとブログは拝見していましたが、このBBCへの寄稿文は特に心に響きました。

そして彼女の強さに改めて驚きました。

 

生き方そのものが美しい人だったなと思います。

 

 

麻央さん、長い間お疲れさまでした。

これからは痛みも苦しみもない世界でゆっくり休んでくださいね。

 

心よりご冥福をお祈りいたします。

 

 

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小林麻央さんBBCに寄稿 「色どり豊かな人生」

 

 

一部抜粋

 

人の死は、病気であるかにかかわらず、

いつ訪れるか分かりません。

例えば、私が今死んだら、

人はどう思うでしょうか。

「まだ34歳の若さで、可哀想に」

「小さな子供を残して、可哀想に」

でしょうか??

私は、そんなふうには思われたくありません。

なぜなら、病気になったことが

私の人生を代表する出来事ではないからです。

私の人生は、夢を叶え、時に苦しみもがき、

愛する人に出会い、

2人の宝物を授かり、家族に愛され、

愛した、色どり豊かな人生だからです。

だから、

与えられた時間を、病気の色だけに

支配されることは、やめました。

なりたい自分になる。人生をより色どり豊かなものにするために。

だって、人生は一度きりだから。