皆さん、こんばんは🌙



松井しおりです。



今日は丸一日寝てました。

なかなか体調が戻らず…元気になるまでまだまだ時間が掛かりそうです。


私が寝てても、ぐーたらしてても、何をしてても主人は静かに見守ってくれていて、本当に助かります。


それに加え、

今日は娘のノアも風邪でお休み。



皆さんも、体調管理を大切に!

こんな私が言うのも何ですが…笑





🌸今日は娘のノアのお話🌸




何度かブログにも書いているように、

ノアは色んな色が日常的に見えています。

その色が見えるのが過剰な時があるようで、

そうなるとアイマスクをして、部屋の電気も消して、ノアは布団を頭から被ります。



この時、色んなものにめちゃくちゃ敏感になっているので、テレビも消して音を出さないようにして、生活音や話し声もストレスに感じてしまうようなので、極力気をつけて、ノアが過ごしやすいように見守ります。



「キツネの神様」とよく言うノア。

キツネの神様がノアのところに来てくださると、ノアも私同様、体が熱くなるようで、

沢山の色が次々に見えるのと同時くらいに、

体も熱いと言い出すことが多いです。

キツネの神様は紫色や水色の大きな丸い光の事が多いようです。




さて、こんな体質のノア。


ノアはおじいちゃん(義父)のことが大好きでした。

義父もノアは特別可愛かったようで、

産まれる前からずっと楽しみにしてくれていました。


ノアが産まれた後、2週間ほど主人の実家でお世話になったのですが、義父がほぼノアを抱っこしてくれていました。


その時の義父の口癖が

「ノアがランドセルを背負う姿を見るまでは死なれへん。生きる目標ができたわ。」でした。


ノアもおじいちゃんが大好きで、

2人の絆はめちゃくちゃ強かったようです。



義父が入院した時もいつもお手紙を書いたり、

お守りにとビーズのブレスレットを作ったり、

ノアなりにおじいちゃんを励ましていました。


こんな感じのブレスレットをプレゼントしていましたよ。




在宅で看取りをすると決めて、義父を我が家に連れて帰ってきたとき、

ノアは義父が我が家に来てくれたことが、とても嬉しかったようで、

学校以外は、ほとんど義父の寝ている横で過ごし、

「おじいちゃんは元気になる。また畑に行ける。

一緒に旅行に行く。」と信じていたようです。



義父もノアを呼ぶときは、

「ノアちゃーん!」と大きな声が出ていました。

帰ってきてくれた当日は、ノアと義父は2人でアイスを食べたり、ノアなりに、おじいちゃんと過ごす日々を楽しく過ごせたようです。



どんどん弱っていく義父の元も離れず、

危篤の時も義父を囲んでご飯を食べて、

義父が旅立つ瞬間、初めて

「おじいちゃんが死ぬ」と分かったノア。



大声で、声が枯れるまで

「おじいちゃん、おじいちゃん」と泣き叫び、おじいちゃんの元を離れようとしなかったノア。



訪問看護さんとのエンゼルケアにも参加し、

涙を流しながら、おじいちゃんの亡骸をタオルで拭いていました。



夜に義父は旅立ったので、

訪問医さんによる死亡確認は翌日朝となり、一晩は我が家で寝ていました。



亡くなった翌日の朝も、ノアは一番に

「おじいちゃん、おはよう」と義父の亡骸のそばに行き、声をかけていました。

この日は実はノアの7歳の誕生日でもありました。



「おじいちゃん、返事してくれへん…

やっぱり、おじいちゃん死んでしまったんやー。

何で、おじいちゃん、死んでしまったん?

ノアのこと置いていったん?

おじいちゃん、戻ってこやへんの?」


目に涙をたくさん溜めながら、聞いてきてくれました。



「おじいちゃんはお空に行くけど、

心はずっとノアと繋がってるから大丈夫やで」と、

私も声をかけるのが精一杯でした。



「心の中にはおじいちゃんがいるの?」とノアが再び聞いてきたので、「そうやで、ちゃんといてくれるで」と伝えると、



おじいちゃんの亡骸に声をかけ始めたノア。



次の瞬間、ノアの表情がパッと明るくなり、


「ほんまや!!

おじいちゃんとノア、喋れる!!

おじいちゃんがノアちゃんって言ってくれてる!!」と、嬉しそうに話してくれました。



それから、おじいちゃんとノアの会話が始まります。

おじいちゃんの亡骸の横で一人ゲームをして遊んだりもしていました。



我が家から主人の実家に義父の亡骸が帰るときも、

「先におじいちゃんの家に行ってるわな、っておじいちゃんが言うてた」とノアは嬉しそうでした。



お通夜の日も、お葬式の日も、義父とずっと会話していたノア。

私に対しても、

「ママ、おじいちゃんがなぁ、ママにメッセージくれたで。いつも笑顔で明るく、これからも良い母親でいて下さいって言うてくれてるよ!」と教えてくれたり、


トワや主人、義母にも「おじいちゃんがなぁ、〇〇って言うてるよ!」と伝え回っていました。



ひとしきり伝え終わると、

頭が痛い、クラクラする、と控え室で横になるノア。すると次は色んな光が見えて、「目がチカチカするけど、チカチカする中にキツネの神様が来てくれている」と話してくれました。



頭がクラクラするのは、一晩休むとすっかり良くなったようです。




そして、いよいよ本当のお別れの時。

会館からの出棺で、義父はノアに

「ノアちゃん、お別れやわ」と伝えたようで、

「もう、おじいちゃんとお話しできなくなる」と、会館から霊柩車が見えなくなるまで、大泣きするノア。


「おじいちゃん、行かないでー。

おじいちゃん、帰ってきてー。

おじいちゃん、ノアのおじいちゃんー!!」と、

声が枯れるまで泣き続けました。



泣き疲れた後は、

「おじいちゃんの声が聞こえなくなったけど、おじいちゃん、お空に行ったんやと思う。

青い空におじいちゃんは登っていったんや。」と、教えてくれました。



それ以降、

ノアはおじいちゃんの話をしなくなりました。

でも、心の中はおじいちゃんとの良い思い出が沢山あるようで、ノアなりに、おじいちゃんとの別れを乗り越えてくれたように感じます。



私も、しっかりして乗り越えなければ!と思うのですが、これがなぜかなかなか…

焦らずゆっくりいこうと思います。