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「未解決事件」
罪に時効はない
「事実は小説より奇なり」
という言葉がありますが、
秋からまたスタートした
NHK「未解決事件」を観ていると、
毎回まさにその想いを新たにします。
「人間って、なんだろう❓️」
「宇宙は、いったい
どう采配しているんだろう❓️」
先日、放送された
「名古屋主婦殺人事件」では、
放送前日に、26年の時を経て、
犯人が逮捕されるという劇的な結末を
迎えました。
現場となったマンションの1室を、
26年にわたり借り続け、
証拠を現状保存し、
その間に「殺人事件の時効の撤廃」を
訴えて、被害者仲間と
法律改正を勝ち取られた
高羽さんの執念が、
この劇的逮捕を生んだのだと、
しみじみ感じ、胸が痛みました。
松本清張の小説
「天城越え」では、
(映画化も数回されています)
少年時代に犯した殺人について、
(別の人間が逮捕されたため)
すでに老人の域に達している主人公が
なんの罪にも問われず、何十年も
社会の中でのうのうと生きている姿が
描かれます。
そこへ、ある日初老の刑事が現れ、
その真犯人を追いつめていきます。
「名古屋主婦殺人事件」と違って、
当時は殺人にも時効があったため、
今さら逮捕はできないのですが、
刑事は、
真犯人にこう言い渡します。
「罪に時効はない」
初めて、映画を観た時、
この言葉に非常に衝撃を受け、
また同時に心の底から
深く感動しました。
罪に時効はない。
宇宙は、初めから
すべてを見ている。
必ずジャッジは下る。
26年の長い時を経て、
この言葉の重さを、
たくさんの悲しみ、苦しみを
経験された被害者の皆さまの在り方から、
いま改めて教えられている
ような気がします。

高羽奈美子さんのご冥福、
残された高羽悟さん、航平さん、
ご家族の皆さまの
真の平和を、
心からお祈りいたします。
また、他のあまたの「未解決事件」が、
一日でも早く解決される時が
必ず来ますように。







