こんばんは、ともですウインク

 

ただいま、shonさんの企画に参加しております。

この神事の案内人が亀さんとのことで、亀さんと戯れてみました乙女のトキメキ

 

もしよろしければ、案内人の亀さんとわたしの旅を一緒にお楽しみください音符

 

想像力を駆使してくださいなハート

 

 

 

 

案内人の背に乗るわたし

 

ひれを纏う美しい女神が佇む姿

 

一瞬、脳裡をよぎる

 

 

海を自在に泳ぐ

 

彼女はいろんな海をみせてくれる

 

浅瀬から深海まで

 

となりにはイルカ

 

一緒に泳ぐ

 

虹の眼がキラリとひかる

 

 

夜の砂浜

 

ざらつく足元

 

案内人は、虹の涙を流す

 

わたしはじっと見つめている

 

つるりとしたたまごを埋める

 

 

蒼い水面

 

顔を出す

 

空は青く透きとおるよう

 

まぶしいひかりが降りそそぐ

 

風が吹きぬける

 

とても気持ちがいい

 

なぜか潮の香りはしない

 

 

嵐の中

 

もみくちゃになりながらも

 

大声でわらう

 

濁流に身をまかせ

 

彼女とともにぐるぐる踊る

 

海の中と外の音がおなじだ

 

わたしが嵐の風に吹かれるのが好きな理由

 

そのわけを理解する

 

海の中の音がするからだ

 

 

鯨の死骸が沈んでゆく

 

虚ろな目がこちらを見ている

 

喰う

 

喰われる

 

その様を彼女とともにずっと見ていた

 

 

海溝を割って深海のサメに会いに行く

 

ことさらゆるりと泳ぐ姿に

 

白い孤独を見た

 

手を伸ばす

 

ざらつく皮膚かと思えば意外となめらかだ

 

白い世界のフカい瞳

 

生きる悲しみ、哀しみ

 

 

海の嘆き

 

どろどろのヘドロが溜まっている

 

生き物の気配はない

 

黒いコールタールのようなものが

 

ボコボコと不吉な音をたてている

 

腐ったような嫌な臭いがする

 

案内人と目が合った

 

虹色の瞳はどこまでも透明で静謐だ

 

 

あれは結われたものだ

 

結われたならほどく術もあるはずだ

 

 

そんなことが心に浮かぶ

 

 

ごろりと甲羅の上に寝そべる

 

眼前には空

 

昼と夜との狭間の色の中にいる

 

まどろみが心地よい

 

夜がくる

 

 

暗闇に星が瞬いている

 

見たこともないような無数の星

 

ひんやりと肌をなでる空気

 

圧倒的に迫りくる宇宙

 

細胞が一斉にざわめいた

 

 

意識が一瞬遠のく

 

ふと気づくとさらりと乾いた砂浜のうえ

 

となりには、彼女

 

夢のおわりは

 

虹の色

 

 

 

****************************************************

 

 

 

はい、長文読解お疲れさまでした照れ

 

少しでも楽しんでいただけたなら幸いです音符

 

いろんなところを旅してみたいですよね!

 

フットワーク軽く生きたいものです口笛

 

 

あなたもわたしも軽やかにおすましペガサス

 

いつもありがとうふんわりウイング