①からの続きをやっと・・・
湯沢の駅前のへきそば屋さんで、私の友人夫妻と若女将のひでみんが合流して、いざ温泉へ！やってきました貝掛温泉！今回の帰国でかな～り楽しみにしていた温泉郷。国立公園内の高原に位置し、周りは山木と渓流に囲まれた奥湯沢の一軒宿。鎌倉時代から700年の歴史。そして同じ年の若女将♡こんな前振りだけでわくわくしていた私。
暖かかった東京から比べて少し肌寒かった奥湯沢。駅から１５分程のドライブで到着後、直ぐ入れて頂いた温泉の源水で入れた熱いお茶と火鉢で暖まりました。
お部屋に荷物を運んでもらって、すぐに温泉へ。貝掛温泉は江戸時代より日本に３つの「目の温泉」として知られる温泉。ややぬるめ（３７℃）なので長温浴も可能。（加熱４２℃もあり）また、圧浴、浮力浴でリハビリ効果もあるとか。ほろ酔いで長くつかっても気持ちよい、アメリカ帰りの私にはちょうどいい温度♡ （熱くて入れなかったらどうしよう、なんて心配してたので
）
効能
浮力、水圧、温泉質効果 、白内障、眼底出血、ドライアイ、眼精疲労、火傷、切り傷、神経痛、腰痛、冷え性、五十肩、病後回復
ゆっくり温泉につかった後、友人達とおしゃべりしたり、マッサージをお願いしたりしてたら、あっという間にお座敷での夕食の時間に。京都出身の料理長さん？板さん？がもてなすお料理はどれも本当に美味しかった！
敷地内でイワナを養殖しているそうで、新鮮な卸立てのおさしみに、串焼きとお酒が進みます♡
そして、本当に感動した魚沼産こしひかり。越後山脈と魚沼丘陵に囲まれた魚沼盆地は粘土質で、盆地ならではの昼夜の温度差と清流が美味しいお米を育てるとのこと。空気もおいしいし、こんなお米は食べた事はない！ってくらいおいしくて、夜中におにぎりをにぎってもらって頂いた程。
あまり意識した事のなかったお米の品種だけど、ちょっと気になったので、我が家でいつも食べてるお気に入りのカリフォルニア産の「かがやき」を見てみたら、こちらもこしひかり！カピカ研米で磨き上げたお米。モチモチしたこしひかりが好きなんですね、私。
日本のお米って、10kgで3～4000円くらい？ カリフォルニア米の15lb（約７キロ）が、20ドル前後が相場なので、少し安いかな。アメリカでは美味しいお米は食べられないなんて思いがちだけど、最近はそんなことないんですよー、「ひとめぼれ」や「あきたこまち」「銀河」など種類もたくさん出てます。その中でも「かがやき」は美味しいのでおすすめ。もちろん魚沼産こしひかりからは大分劣るけど・・・
若女将の愛情たっぷりの魚沼産こしひかりのおにぎり。翌日も外で頂きました♡ 塩だけでにぎってるのにおいしくて、おいしくて、お昼ごはんをしっかり食べた直後に２つ完食。（すごいわ・・・私
）
完食後、宿の周りを散策。清流が心地よい音をたてて流れてました。
鯉もたくさん！温泉水の効力で鯉の色をより鮮やかに発色させるそうで、業者さんも離しに来てるそう。本当に色鮮やかな鯉でした。
清流を辿って行くと大きな滝が！お天気もよく、マイナスイオン全開で気持ちよかった！さっきHPを見たら、この宿から１０分のお散歩道に名前がついていました。「快眼の滝コース」だって・・
夕食を頂いてお部屋に戻ったら、お布団が敷かれていて、テーブルには友人宛に若女将から直筆のお手紙が。そしてその自然なこと。機械的でなく、直筆なのと、名前が書いてあること。そして字の美しいこと！心を鷲掴みですよ。
とても気持ちのいい宿で、特にスッタフの皆さんの笑顔に癒されっぱなしでした。お料理もとっても美味しくて、お風呂も広く、露天もあり、本当にゆっくり。何よりも若女将とご主人の人柄がステキなんですねーーー。二人とも美しくて頼もしい、自由で厳しくて、強いんだけどチャーミング。上手く言えないけど大好きで気持ちいい感じ。笑）あともう１日スティしたかったなー。
次また是非みんなで伺いたい、彼も連れて行きたい！お酒好きなので、温泉の温度も、こだわりのお酒も絶対に楽しめるはず。年末ふたりで帰国出来たらいいなーーー。雪景色をバックに露天風呂、あーーー♡
帰り際、手土産と一緒に私にも直筆のお手紙まで頂いて、また来る約束をして素敵に宿を後にしました。が、お友達が宿にコートを忘れたのでまさかの引き返し。笑
とにかく最初から最後まで、あちこちに小さな心配りのある素敵な宿でした。越後湯沢、東京から新幹線であっという間です。是非是非、機会があれば伺ってみて下さい。
日本秘湯を守る会 貝掛温泉
〒949-6211新潟県南魚沼郡湯沢町三俣686
TEL.025-788-9911
帰り道・・・ものすごい数の猿に遭遇！思わず車を降りて連写
