2021.12.20 風景写真家50人のベストショット395景...
第一弾は「日本の自然風景・50人の写真家達」を日本カメラ社ムックから
東日本大震災が発生した2011年に刊行
第一弾・写真集50人のメンバーとして掲載しています
A4版変判 定価:1800円+税
第二弾は
風景写真家50人のベストショット395景 この風景がすごい!
第二弾として2021年12月に全国の書店で発売
「風景写真」ブティック・ムック[特別編集]
A4版変判 定価:本体2000円+税
風景写真家50人のメンバーで、私の頁の紹介
47 情緒豊かな風景と向かい合い、シャッタチャンスを待つ高揚感
日本は海に囲まれた島国でありながら南北に長い列島で、亜熱帯から冷温帯、平野部や高山帯と起伏に富んだ地形など四季の移ろいに富んだ豊かな風土です。 風景写真の魅力は何と言っても四季折々に繰り広げられる美しい瞬間のドラマで、刻々と変化するそのドラマに、地球の鼓動を感じることが出来ます。 その魅力あふれる豊かな自然風景の移ろいは感動や喜び、至福感といった癒しを与えてくれるのも醍醐味ともいえるのではないでしょうか。
季節やイメージを脳裏に描き、計画的に撮影地に出向くことを基本にしていますが、時には一期一会の思いがけないシャッタチャンスに巡り合える喜びもあります。 風景と向かい合いシャッタチャンスを待つ時間はウキウキ、ソワソワと楽しい時間で、意図したイメージを捉えた瞬間はその場にいたからこそ味わえる至福のひとときです。 また、その一瞬をどう捉え表現するか、見る人に感動や雰囲気を的確に伝えられるかなどを考えながら、表現したい部分の質感を重視しています。 目で見た時の感動を忠実に表現するため、光をコントロールしてマイナス補正が過度になり過ぎないように注意し、構図や露出などを決定して臨場感を大切に表現するように心掛けています。(頁188)
掲載作品のレイアウト
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霜降冬訪
11月上旬ともなると尾瀬を訪れる人はなく、静寂な黎明を迎えた尾瀬ヶ原上田代の湿原は
大霜で一面真っ白い世界に包まれた。 朝日が差し込むと赤茶色に染まる山肌が湿原に写り
込み美しいコントラストを見せてくれた。 厳冬を迎える寸前の静寂な大霜の光景は神秘的で、
やがて半年と人を寄せ付けない長い眠りにつく。
Canon EOS-1Ds MarkⅢ / EF24-104㎜F4L IS USM / f5.6AE(1/500秒・-0.7EV) / ISO400 /
JPEG(太陽光・風景) / 三脚 / 群馬県片品村・尾瀬ヶ原 / '13年11月2日6時36分
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