こんにちはおひさしぶりです!Ringoです
Ringo家ようやく全ての受験が終了しました。
長くてあっと言う間の4年間でした。
そして、怒濤の1ヶ月でした。
こんなにも息子のことを考え、悩んだのは初めてかもしれない、と思うほど、寝ても覚めても息子のことを考える日々でした。
息子の中学受験、結果は…
思うような結果を残すことが出来ませんでした。
いくつかご縁を頂きましたが、合格を見込んでいた学校(実際の第一希望)とご縁を繋ぐことが出来ませんでした。
正直、息子も私達もショックです。
これから受験を迎える方がいらっしゃる中、このようなブログが
ふさわしいかどうか悩みましたが…
独り言と思って聞いていただければと思います。
この1ヶ月を通じ、中学受験がいかに難しく、12歳の子どもにとって
過酷な物であるか、親にとって精神修行であるかを痛感しました。
この受験で彼に足りなかったもの、もう少しサポートが必要だったものは、学力でも勉強時間でも無く、メンタル。
強い精神力です。
私は息子をずっと強い子だと思っていましたし、今でもそう思っています。実際そうだと思います。
でも…中学受験には通用しませんでした。
ある瞬間、
「ここまで頑張ってきたんだから失敗できない」
「ここで合格出来なかったら笑われる」
そんな不安が襲い、うまく気持ちをコントロールできなくなり、立て直すも、影響大きかった…
翌日の試験では隣の子が終始咳をして気になり集中できず。
いつもなら立て直したり、気にせず受験出来る事も、前日の失敗が
響き、焦りに変わり、全く解けない状態に…
この受験の後、前日の残念な結果を知ることになり、号泣。
ひとしきり泣いて、最終の本命校に向け夜中まで勉強しました。
そして、寝る前オットにしがみついて再び号泣…
数日後、最後の試験(本命校でした)を迎えました。
なんとか私達や日能研の先生で声を掛け気持ちを奮い立たせましたが…もう、限界だったんでしょう。
得意の算数でまったく鉛筆が動かない。
なんとか持ち直したけど、その穴は大きく…
合否のWEB発表では結果を受け入れられず、見間違いじゃないかと、何度も発表の画面にアクセスしたり…
最後はトイレに篭って自分を納得させているように見えました。
1校目でうまくいかなかったとき、どうして
次を受験しない選択をしなかったのか。
息子が受験したいといっても、無理にでもやめさせなかったのか。
受験させない事で悔いが残る事は、
合格を一つ勝ち取る事に比べれば些細なことです。それが希望校であればあるほど。
まだ12歳です。
しっかりしてても、凄く優秀なお子さんでも、まだ12歳なんです。
特にコロナ渦、塾の激励も少なく、遠征先ではいつものメンバーや先生に会えない。(息子の塾からは電話もなかったですが…)
どんなに笑顔で中学校の校門をくぐり、明るく会場に入っても、
周りには知らない子がいっぱいいて、みんな頭がよく見えて、
今までやってきたことが出し切れるかどうか不安になったり、
合格出来なかったらどうしようと思ったり。
そんな思いを1人で抱えて挑んでいきます。
ここまでくると親は無力です。祈るしか出来ません。
子どもは親を心配させないように「大丈夫」と言います。
でも、違うときもあるかもしれない。
これから受験に挑む皆さん、
当たり前ですが、出願校全てを受験しない方法もあります。
受験を終えて、
じゃあ、Ringo家の中学受験、後悔しているのか?と言われれば
後悔は無いです!!
満足はしていないかもしれませんが
息子は挑戦した学校に全てに全身全霊で挑みました。
全力で4年間、日能研の仲間や先生、そしてオットと一緒に勉強してきました。
最後の最後で体調不良に苦しみ、なんとか持ち直し、コロナ渦の中でも受験する事が出来た事は本当に幸せだったなと思います。
2年生の冬、日能研に入ってから受験まで、本当にあっと言う間でした。そして迎えた受験は濃密な1ヶ月になりました。
こんな素晴らしい経験をさせてくれた息子に、勉強を忙しい中サポートしてくれたオットに感謝しかありません。
息子、しばらくはこの辛い気持ち、悔しい気持ち、言葉では表せない思いを抱えて、歯を食いしばることになるでしょう。
でも、もう、前を向き始めています。
進学先で上位に入ることを目標に、数学と英語の勉強も始めました。
6年後の大学受験は自らの手で夢への切符を掴まなければなりません。彼の人生が明るく幸せなものになるように、これからも
巨人の星の明子姉さんのように影ながら見守り支えていこうと思います
これから受験に挑む2021年組の皆さんが精一杯持てる力を発揮できますように
そして合格を掴んだ皆さん、本当におめでとうございます