新月から三日目
日が暮れかけた時刻からの散歩は風が気持ちよくて
見上げると薄い三日月
口に入れると舌の上ですぐに溶けてしまうような
薄い氷みたいな三日月
新月の願いも
心の奥でじわりと溶けてなくなるような気がして
夜風を感じながら 改めてこんなふうに考えていたの
願いが叶った先に どうなっていたいの?
願いの向こう側に 何を求めていたの
"それ”を手に入れることで 得られる本当に欲しいもの
゛それ”はあくまでも 「本当に欲しいものを得るための手段」
「手段」の先に求めていたものは 何だろう?
あくまでも"それ”は「手段」
でもその「手段」を通して"それ”にたどり着く
心が本当に求めているものさえ見失わなければ自然に
流れのままにね・・・
願いの先にある 本当に望んでいたもの
その願いの向こう側にある 感情を感じてみる
その感情を感じている今 あなたは幸せ?
「しあわせだよ」
「なら、きっと叶うよ」
珠莉(シュリ)