- 子育てに悩んでいるお母さんのための心のコーチング/山崎洋実
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【パパの感想】
アタマ（理屈）で考えたことをまとめるのはできるのですが、
ママイキではそれより「心で感じる」事のほうが多く、
それを言葉にまとめるのはなかなか難しいな、と思いました。
逆に言うと、心が、言葉で表現できる世界より
遥かに広い感情を備えているのだと、今さらながら気付かされました。
だからママイキの感想として「うまく言えないけどすごくいい！」
という人が多いんじゃないかと思います(^^;
「感情」というものをここまで大事に扱うというのが、僕にとって
一番の衝撃でした。会社では個人個人の感情は捨てて、
とにかく論理的に考えろ、ということを叩き込まれます。
理屈を伴わない行動は許されず、「なんとなく」という言葉
は絶対使えません。
ですのでつい家庭でも同じような考え方になってしまいます。
キャップが開いたまま放置することの壮大な目的を、
理論的に考えたくなってしまうのです(^^;
「どう思っているか」という感情を直接説明することも、
家では少なくなっていたような気がします。
だから、自分がどう「感じたか」をしっかり見つめなさい、という
コーチのメッセージは、自分が人間でいることを許してもらえたような
そんな安心感を強く感じました。
このような状況で、一番考えさせられたのは「承認」でした。
家の外でも中でも、ほとんど「結果承認」しかしてないことに気づいたからです。
言われる方もあまり喜んでないし、言う方も心がこもってない。
ほとんど「お世辞」みたいな状態だったかな、と。
ですので、褒めないけど認めるという承認の仕方が
全然ピンとこなくて戸惑いましたが、
本当はこの承認が一番大事なのかなと感じたので、ぜひ身につけたいと
思います。
「区別」は理屈好きの男性にとっては結構とっつきやすいと思いました。
分析や比較はしょっちゅう仕事でやりますので。
でもそんな自分は「気遣いvs遠慮」の区別が全然出来てなくて、
読みながら苦笑いしてしまいました。
最終日の発表では後輩の例として話したのですが、
自分の中にも「相手が迷惑と感じるだろうから言い出せない」
といったことがしょっちゅうあり、言いたいけど言えなくて
後悔することが昔から多数ありました。
周囲の人とは波風を立てない、という親の生き方に
強く影響を受けたのかなと思います。（自分の棚卸をしててそれに気づきました）
「気遣いvs遠慮」の区別の実践も、今後の自分のテーマとなりそうです。
また、父親だけのパパイキもいいかな？
なんて最終回を終えたときは思いました
が、屁理屈集団の男だけでは感情を大事にする空気を創り上げるのが
難しいような気がしました。
ほとんどが女性という中にポツポツと男性がいる、この
「心地良いアウェー感」
の中でこそ、男も感情を開放できるのではないかと思い直しました。
ですのでやっぱり今くらいの比率のほうが
男とにとってもいいんじゃないでしょうか。
でも夫一人で参加するのはやはり心細いものがあります。
その点ではＫさんは勇気あるなぁと思います。
僕は妻と一緒に参加することでなんとか安心してのぞめました。
夫婦で参加することは本当に大事だと思いました。
あの場の空気は、どんなに言葉を尽くしても、
完璧に伝えることはできません。
どんなにITが発達してもムリでしょう。
あの感覚は共に参加することでしかシェアできない。
妻だけが受けてきたら、どんなに熱く妻が話しても
「ふ～ん、よかったね」くらいで、
自分の心にはあまり響いてなかっただろうなと思います。
一緒に受けられて、妻とママイキのことをいつでも振り返れるのが
本当に幸せです。
こんな世界に気づかせていただいた、コーチや事務局の方
誘ってくれた妻をはじめすべての皆さんに感謝申し上げます
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