最近、日本のネットで時々見かける気になる言葉。
それは「オンライン結婚式」。
色々な意味でとても面白い発想だなと思いました。
提供する側からすると、コロナでキャンセルが相次ぐ中
新たなビジネスチャンス。
消費者側からすると、新たな選択肢となる上に
費用も従来の挙式よりもお得だという利点もあるようで。
ただ住んでいる身からするとオーストラリアでは
新たなビジネスチャンスとはならない気がする。
従来の挙式があって、それにプラスして
何らかの事情でその挙式にリアルに参加できない方
(例えばお年を召している、遠隔地に住んでいるなど)が
オンラインで参加されるのであれば、アリだと思いますが。
3月にオーストラリア在住の日本人の方が
日本のお父様が亡くなられて
飛行機にすぐに飛び乗って帰国できるような状況でないため
オンラインでお葬式に参列されました。
それに関しては「オンラインで参加できる」という選択肢がある世の中で
よかったなと思いました。
が
結婚式となると「リアルにその場にいる」からこその
大切な時間だと思います。
一緒にいて、笑ったり、泣いたり、美味しいもの食べたり。
だからとっても思い出に残る。
そして思い出は何物にも変えがたい宝物なんですよね。
私自分の23年前の結婚式のこと、覚えてますからね。
弟のギターとか
叔父さんのお祝いの言葉とか
おじいちゃんの体操(元気ですねと褒められて急に張り切りだした 笑)とか
他にも書けないくらい色々!!
もしカップルが、例えば
「安いらしいから、オンラインにしちゃう??」なのであれば
ちょっと・・・ さみしくない?
でももしかしたら世代的にそういうのがフツウに受け入れられるのであれば
もう海外挙式は、ない時代だな、と思っちゃいました