こんばんは
Pochiですハムスター
 

我が家の告知を意識した

本の紹介シリーズです。

 
前回の記事はこちら下矢印

​簡単なあらすじ鉛筆

「赤い」クレヨンの「レッド」が主人公のお話です。レッドは赤く塗ることが苦手です。周りはレッドのために一生懸命応援するのですが、やっぱりレッドは上手に赤く塗ることができません。

ある日、レッドは新しい友達のパープルに出会い、海を描いてと頼まれます。
レッドは描けないと言いますが…。
そこでレッドは自分の本当の色に気が付きます。
 

GoogleBooks参考

 

この絵本を読んだ僕は

何だか

昔の自分を

見ているように感じました。

 

僕がまだ

女性という枠に

とらわれていた時…

 

見た目や身体

戸籍上の性別

女性的な名前……

 

僕にとって本当に

煩わしいレッテルでした。

女の子なんだから…
もっと女性として…
化粧してみたら?
スカート履いたら似合うよ?
 
戸籍上女性で
女性として産まれたから
周りは
僕が女性として
生きるのが
当たり前なんです。
別に悪気があって
言っていたんじゃないんです。
 
でも僕は、
みんなの気持ちに応えたくても
それができませんでした。
 
言われた通り、
化粧もしてみました。
スカートも履きました。
男性と付き合ったこともあります。
でも僕には
女性として
生きることができませんでした。
 
約20年程前
幼馴染からの紹介で
現在も信頼を置いている
親友に
初めて出会いました。
 
親友は
「その気持ちは俺と同じだよ。」
「男として生きていいんだよ」
と僕に話してくれました。
 
僕はこの絵本の主人公、
レッドと
同じ気持ちだったのかもしれません。
 
自分の生きる道、
生き方が、
急に
光が差したように
見えたような気がしました。
 
親友との出会いから
僕の人生は大きく変化しました。
 
この時は
まさか自分が
今のような人生を
歩めるとは
夢にも思っていませんでしたが、
自分らしく生きることを
心に決めたのは
親友と出会ったこの日でした。
 
Mikioもこの本を
どうやら気に入っているようです。
時々自分から
「レッド読む〜音符
と言って
本棚から持ってきますデレデレ
 
Mikioには
LGBTのことは
もちろん理解していってほしいな
という願いはありますが、
この絵本は特に
LGBTについて
書かれているわけではありません。
 
ただ、
この絵本を通じて
LGBTだけでなく
自分らしく生きること、
外見やラベルで判断するのではなく、
内面を見られる人になってほしい。
そんな願いをこめて、
この本を読み聞かせしています。
 
良かったら
手に取ってみてください。
 
 
 
Pochiハムスター