日本中で「ガイド」というお仕事を持つ方々に発信していきたい。
一緒に考えていきたい。
常々そう思っていた。
できれば、これまでに培ったいろいろなスキルを活かして、今後「ガイドという仕事」で生計を立てたり、「職業」として認知されるような手助けをしていきたいと思う。
今日のブログはそのための、頭の整理のような備忘録のようなスタンスで書いていこうと思う。
【ガイド業のこれから】
いきなり「これから」のことを考えるのは、まずは「観光する人がいなければなり立たない職業」だから。
その観光客や観光業の需要の推移によって、そしてさらにお金を使ってでもガイドを頼んで安全に、知識深く、楽しく過ごしたい!と考える方々の絶対数から割り出して、ガイドというお仕事が成り立っていくのかという問題がある。
それを必要とする(したい)方々の年齢層、経済的余裕、価値観などから成る需要をわかっていないといけない。
まあ、そのあたりから考えるとちょっと300ワットほど周りが暗くなるくらいには暗雲が立ち込めそうなのだけれど、今日はそこに言及せずに。
【私のやりたいガイド】
まあなんだな…方針表明かな。
これを上げとかないと、私の先が見えないというところ。
・お客様と共感、共鳴したい
言語が通じ、日本の文化の中で暮らしてきて、その文化や価値観を共有できる方にこそ、ここに旅行に来た意義を感じてほしいし、そのコミュニケーションの中で同じ感動を味わいたい。
・お客様の「知りたい!」欲を満足させたい
少なからず「ガイド」を求める方は、旅行に来た目的や経緯が「そこの〇〇に興味があるから」だと思う。そのニーズをつかみ、的確で深いご案内を提供したい。
・プラスαを提供することで、またここに来てほしい
「秋田に来てよかった」と言ってもらえることや「ガイドをお願いして良かった」という言葉は何よりのチップ。
ただ旅行して名所を見るだけでは得られないものが提供されるというのは、「そこに愛着がわく」ことでもある。秋田や仙北市の関係人口が増えたらうれしいし、私の仕事のテーマでもある「また来たい!」を実践することでもある。
【ガイドとして大事なことはすべてあの場所で教わった(笑)】
…とまあ、これらはほとんど、ディズニーのガイド時代に学んできたことだ。
3時間、一組のお客様に最高の体験をしてもらう。
そのための案内術(ガイディング)であり、いつでも的確なタイミングで取り出せる情報や知識であり、柔軟かつ安全な対応とコミュニケーション。
さらに今私には、「秋田」「仙北市」のガイドという、ローカルな、けれども一度来たらその魅力の豊富さにまた訪れたくなるステージがあるわけで。
ディズニーのツアーには、「人気のアトラクションに早い時間で乗れる」という特典があり、多くのお客様はそれを求めて、朝早くからツアーをとるために何時間も待っていた。
でもそういったプレミアムな特典は無くても、「こんな話が聞けるなんて」「こんなストーリーがあるなんて」「誰も知らないこんな道があったなんて」…という「特典を超えた何か」のほうがお客様を満足させていたことは、ずっとずっと私のガイドのやりがいでもあったわけで。
(だから「アトラクションは乗らなくて良いから、バックグラウンドストーリーやディズニーの
お話を!」というご要望やご指名は本当に楽しくてうれしかった。)
それだけでなく、紹介したい事象や対象物を効果的に見せる場所、見せ方、立ち居振る舞いや表情、声、歩き方…。いろんなことを学ばせていただいたし、実践して実感して経験則を積めた。
これは武器だ。
この武器を十分に生かす場所が欲しい。
そしてこの武器の持ち方を誰かに伝えていきたい。
そう!ガイドはスキルなのです。
だからこそお金をいただけるんです。
【スキルだからこそ、タダでは提供できない】
悲しいかな、これまでの日本のガイドは「ボランティア」が多かった。
「ボランティア」ガイドさんは自分の知識を披露して且つ、人も楽しませる。
そりゃやってる方はキモチイイでしょうよ、思う存分好きなだけ、知識を披露できるのだもの。
でもそのおかげで、日本の「ガイド」の地位は落ちた。
「え?ガイドなのにお金を取るの?」と言われるようになった。
違うの!ガイドという仕事は立派なスキルなんだよ!!!
お客様に的確に対応し、知識で応え、安全を守り、楽しんで帰ってもらい、「また行きたいなあ」と思ってもらう。
そのことにお金をいただくのだということを、確立できたらいいな。
「え?タダじゃないの?」なんて言葉がお客様から出ない仕事にしたい。
観光に来たお客様が「また来たい」と思う満足を作り出す。
それをガイドという仕事で実践していけるように。
【さらに、これからのこと】
まあ一応「ガイド業」も仕事の一つとして個人事業をやっているわけですが、自分の健康は言わずもがな、社会情勢には絶えず目を向けていかないといけないことも分かった。
観光業の衰退、観光客の層(年齢、経済的格差)の推移、AIなどによる情報の取り方…。
いろんなことを脅威に思わず、どう対応していくかがこれからの課題になるだろう。
それでも私は「旅行に行きたい」と感じる人が、この社会の流れでさらに多くなっているのを感じるし、クルーズ船なんかもまだまだ盛況で活気を見せている。
災害や天災が続く中でも、人は旅行を、いつもと違う場所や体験を求めるものなんだ。
その人たちにどう関わっていけるか、どんな風に出会えるか…。
模索は続く。
そして、このスキルを伝えられる仕事も、私はきっと確立してみせる!
(と、いつになく強気で終わってみる)
