西武40000系0番台。
運用列車によって座席をロングシートとクロスシートの両方に設定できる「デュアルシート」を装備した0番台で10両編成×6本という少世帯ですが、その運用は非常に濃いものとなっています。
▲急行2134 池袋行き(40102F)
絞り:F8.0 135㎜
ISO :100
WB :太陽光
SS : 1/250秒
現在はすべてが池袋線所属となっていますが、このうち2本は新宿線・拝島線の座席指定列車である“拝島ライナー”に充当され、残された4本が池袋線の急行や地下鉄有楽町線・副都心線直通運用に就きます。
▲各停6519M 小手指行き(40105F)
絞り:F8.0 135㎜
ISO :100
WB :太陽光
SS : 1/250秒
有楽町線では平日朝夕に、副都心線では土休日の朝夕に座席指定列車“S-train”へ充当することで、デュアルシートの機能をフルに発揮しています。
そして、ここからはとある経済誌のWEB版においてその経済誌編集者の見立ても多少入っていると思うのですが、40000系は今後も増備が続けられ、その過程で「新宿線・拝島線専用の40000系」も登場する可能性があるそうです。
▲拝島ライナー1号に充当される40106F
*拝ラ601 “拝島ライナー1号”
絞り:F8.0 244㎜
ISO:160
WB:日陰
SS:1/125秒
まあ、この経済誌の見立てが概ね間違っていなければ、新型車両への置き換えが検討されている新宿線の特急“小江戸”号については001系“Laview”の投入を断念し、なおかつ種別を特急から快速急行に格下げの上で40000系デュアルシート車によって置き換えられるということでしょうか。妄想である反面、現実味を帯びているともいえるので、2024年度以降の増備計画にも要注目といったところですね。