私が大好きな路線バスのブランド「いすゞBUシリーズ」。実車は仕様別に「BU01」から「BU06」および「BU10」、「BU20」がラインナップされていました。いまや全国各地で見られる「エルガシリーズ」のお祖父さん格にあたる車種です。トミーテックでモデル化されているのは大型仕様の「BU04シリーズ」ですね。
機会あるごとにAmazonやPayPayで購入していますが、昨年末から最近にかけて、3台購入しました。
国鉄バス
旅客用の乗降口は中扉1箇所のみ。普通、路線バスといえば「前扉・中扉(端扉)」が基本ですが、乗降客が少ない地域ではこのようなスタイルも少なからず存在していたようです。
十和田観光電鉄
これが路線バスの標準的な扉配置である
「前扉・中扉(端扉)」ですが、中扉(端扉)は基本的には引き戸仕様です。なので両方とも折戸というスタイルは極めて珍しいスタイルです。
岩手県交通
これが路線バスの標準的な扉配置である「前扉=折戸、中扉(端扉)=引き戸」仕様です。
山梨交通
山梨交通(背面)
十和田観光電鉄(背面)
背面の構造は事業者によって微妙に異なっているのがいすゞBUシリーズの特徴です。具体的には背面に方向幕を設置しているいないの違いで窓の寸法が異なっています。
岩手県交通(背面)
背面に方向幕を設置している場合はその分だけ窓の縦寸法が小さくなります。一方で背面方向幕を必要としない事業者向けには
窓の縦寸法は天井までの高さになっています。ちなみに私は背面の窓を天井いっぱいまで拡げているタイプの方が好みです。
しかし、これだとコスト面でのハンデもあるので、息子格である「キュービック」や孫格である「エルガ」では背面方向幕の必要有無に関わらず、窓寸法は統一して、背面方向幕は客室側から取り付けができるオプション方式となりました。
電車とともにバスも好きなたいしょ〜でした。では、また🤗。