悲しい話をきいてなんだか
心がずーんと感じたはなし。
夫から聞いた話なんですけど。
夫が
しばらく顔を見てなかった
後輩君に偶然会ったんだそう。
転勤して勤務地が違ってしまったので
再開は久しぶりだったとか。
そしたら
その後輩君は噂では聞いてはいたものの
鬱状態ぽくて
目に活気がなかったって。
夫も心配して私に話してくれたんです。
昔は冗談ばっかりだったのに
返事にも元気がなくて
まるで別人だったんですって。
どうやら仕事がきっかけで
そうなったらしいんです。
職場での風の便りで聞いては
いたらしいんです。
でも実際に会って
驚いたって。
わたしは
そんな状態になったら
仕事はさっさと辞めればいい
って思うんです。
その判断ができないから
鬱になったりするのだけど・・
夫も
生活もあるから辞められないよな
とか
子供にお金がかかるからな
とか
辞めると大きな汚点になるよな
って
言うんですけど。
私的には
もっと気楽に働ける職場は
他にも絶対あるし
子供の大学費用なんて
奨学金とかもあるのだから
自分の心を犠牲にしてまで
やらなきゃいけない仕事なんて
ない
って思うんです。
これは
きれいごとではないんです!
辞めたら不安なことは
具体的に埋められる対策が
必ず探せばあるはず
なのに
大黒柱だから辞められない
なんて
幻でしかない
汚点って何?
そんなもの
どこにもつかない!!
自分の心を犠牲にしてまで
いなければいけない場所なんてない!
逃げるが勝ち!
あと定年まで10年はある。
そんな状態で続けられるはずがない。
とっても悲しかったんです。
わたしがどうにかして
あげられるものではないから
わたしは
夫に
「そんなになったらさっさと
仕事辞めていいからね」
って言ってます。
何のために仕事をするのでしょう。
子供のため?
家族のため?
お金のため?
ステータスのため?
心を犠牲にしてまで
やらなければいけない
仕事なんて本当はないはずなんです。
病気になるほど
心を壊してしまうほどの
ことはよっぽどの事。
大事なものを見誤っています。
こんな話を思い出しました。
象に鎖をつけてしばらく過ごさせるんです。
象は杭を中心にある一定の距離から
自分は行くことができないと悟ると
杭を抜いてももうその距離から外へは
出ようとしなくなる
もう自由の身なのに出られないって
思い込んでしまう。
まさにその状態なのではないでしょうか
仕事を辞められるはずがない
そういう思い込みで自分を
鎖につなげているのではないでしょうか
(仕事は楽しいばかりではないかもしれないけれど)
明るかった人が
まるで別人って
聞いただけでも悲しすぎて・・・
自分の心を無視してはいけないんです
どうしたいのか
どう在りたいのか
心配がないとしたら
本当はどうしたいのか
いっぱい吐き出してみたら
きっと答えがあるはずなんです
それなのに
聴くことをしなかったのか
出来るはずがないって
自分で鎖につないでしまったのか
とっても悲しい・・・・
自分の気持ちを
ちゃんと聴く
それをしてほしい
心を壊してしまう前に・・
こうあるべき
ねばならない
それは本当の事なのだろうか?
自分にちゃんと聴いてみてほしい
自分の
べき、ねばならない
を疑ってほしい
心を壊す前に。
最後までお読みくださり
ありがとうございました