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以前ご案内いたしましたシンディ・ローパー。

今回は彼女の2つのエピソードから学びたいと思います。


シンディ・ローパー
 

日本人が、否、もしかすると世界中の人々がシンディを
語るうえで有名なエピソードが幾つもあります。
なかでも、彼女の伝説的なステージが
東日本大震災+原発事故+電力不足の最中に行われたライブです。


<参考>
シンディ・ローパー 福島について語る

wiki シンディ・ローパー

 2011年3月11日に公演のためにシンディは来日するのですが、
地震の影響で着陸予定だった成田から急きょ横田基地に着陸。
そこから都内の宿泊予定だったホテルに到着したのは
約12時間後の夜中の3時。

この間、車中で津波の悲劇的な映像を目の当たりにし、
日本の放送局では隠して報道しなかった
深刻な原発事故をシンディは知ることになります。

 

 そこで彼女の所属していたレコード会社や周囲のスタッフは
危険だから早急に帰国するように彼女を説得します。

 けれどもシンディは
ここで帰ってしまったら、私がこれまで唄ってきた歌
(一説によると「トゥルー・カラーズ」)がウソになってしまうから

と言って、予定されていた公演を強行することにしました。
ファンの希望によって日の丸の国旗を身に着けて、
節電の環境下で最低限の奏者と照明のステージでした。

そして募金活動にものりだしました。

日本中がメルトダウンだとかベントだとか水素爆発という
最悪のシナリオに恐怖していた時です。

多くの人々は彼女のとった行動は、
もともとシンディが大の親日家だから…と想うようです。
確かにそうした要因もあると思いますが、

僕個人は、シンディー・ローパーって人は感性の人で、
感じたら行動に移さないといられなくて、
じっとしてられない人なんだと思っていて。

こうした行動が自然にサラッとできてしまう人なんだと感じていまして。


 短い動画は、アルゼンチンでフライト遅延や欠航が続出し、
搭乗予定だった多くの乗客は怒りだし
空港は暴動必至の緊迫した状況下。

偶然そこに居合わせたシンディが空港のアナウンスマイクを手に
自分の歌を披露し
一触即発の血生臭い空気を一変させて
危機を回避した有名なエピソード。


こうしたアクションが本当に自然にサラッとできてしまうんです。


 東日本大震災の時の彼女のとった行動もきっと同様だったのでは?
と思っていまして。

貢献とか慈善とか博愛だとか救済とか、そうしたものではなく、
自然に感じるがままに、
自分が居合わせた状況下で
自分が得意なことで
自分ができる精一杯の行動を
自然にこなしてしまうシンディ。


人によってはそれを使命だとか天命だとか
美化して観るケースもあると思います。
それはそれで間違っていないのかも知れません。。。


もしかしたらシンディ自身もそう感じているのかも知れません。

僕は勝手に感性が赴くままの行動だと思い込んでいるだけのことであって、
本当のところは判りませんが。。。


 で、こうしたシンディ・ローパーの行動を仮に使命や天命だとするならば、
それはそれで学ぶところが大きいと感じておりまして、
僕の個人セッションを受けにこられるクライアントさんにもよく話しています。

個人セッションをお受けになるクライアントさんの3人に1人は
「私の使命は何ですか?」
「私の天命は何ですか?」
と質問されます。


得てして、自分がやりたいことが明確になっていない方の
典型的な共通点なのですが。


それほど天命・使命を知りたがる方はかなり多くいらっしゃいます。


 ここで、シンディのエピソードをお話させていただいているのですが。


空港でのエピソード、

東日本大震災時のエピソード、
そのどちらもシンディは計算ずくで行動したのではなく、
気持ちや感性の赴くままに行動して
結果多くの人々に支持され、共感を得ただけのことで。


彼女のこうした賛辞はただの結果でしかなく、
賛辞を求めてとった行動ではなかったのだと。


それを、こうした場に居合わせたシンディの使命や天命だと考えるならば、
結果や成り行き、そして周囲の人々の賛同を考えなくても
立派に使命や天命は果たせるものだと
設定しても矛盾や不自然さはありません。


そして数分・数時間・数日といった短いスパンであろうと
一生涯という長いスパンであろうと
使命や天命というものの価値に軽い・重いがでてくるはずがありません。


むしろ、こうした短かったり小さな使命・天命の集積が
やがて大きく・長期的な使命・天命に導くのではないでしょうか?
僕はそう考えることが多いです。


 ならば、天命・使命をあまり複雑に設定しすぎたり
名声に繋がるか?とか、

収入に繋がるか?とか

付加価値を期待せず、
本当に溢れ出てくる感性に従って行動すれば
それは即アナタの天命・使命になっていくでしょう!
なので、複雑・打算的に考えないことが天命・使命、
しいては「自分のやりたいこと」を見つけることにもなりますよ!
と答えています。


もちろんコツというか、特にマジメに生きてきた人ほど「感性の赴くままの行動」は場数を多く経験しないと
なかなかうまくいかず失敗しやすいのも確かなのですけどね。。。


それは当のシンディも感性の赴くままに100%生きられないことも多々あったようです。
時には家出をしたり、
半ホームレスのテント生活を強いられたり、
ペットの犬以外に友達はいなくなったり、
シンガーの生命線である声を潰してしまったり。。。

僕らよりも致命的な失敗と挫折は多いみたいです。


すべては一元性から派生した一要素にしか過ぎず
源の根本要素は成功失敗も同じ。


「天命」も「使命」も「やりたいこと」「やり甲斐」も
似て非なるものという局面はあるけれど、
単なる周波数の違いでしかなく
それはアナタ自身の波動が違いを創り出しているだけです。


なので感性や自分の奥から湧き出てくるような直観が
「天命」「使命」「やりたいこと」「やり甲斐」に繋がっていくんだ
と考えてもかまわないくらいでしょう。
人によって乗り継ぎが必要な方、
直接目標・目的にアクセスできる方、
それはいろいろパターンはあるようですが。


ある程度、自分を観察していくとそれぞれの違いが自然と判ってくると思いますし、突き詰めて観たら、
同じ(もしくは、あまり変わりなかった)だった!
と気づく時がくると思います。


ダメ押ししておきますと、シンディも
空港での暴動を回避しようとして、
東日本大震災で落ち込んだ日本の国民を勇気づけようとして、
そうした「使命」を意識してミュージシャンになったのでしょうか?


んなワケないじゃん(笑)




自分というものを詳細に観察してみながら、
その一方でもっと肩のチカラを抜いて臨んでみてはいかがでしょうか?


右矢印自分のやりたいコトを見つけるためのセッション



True Colors
シンディ・ローパー


You with the sad eyes
Don't be discouraged
Oh I realize
Its hard to take courage
In a world full of people
You can lose sight of it all
And the darkness inside you
Can make you feel so small

But I see your true colors
Shining through
I see your true colors
And that's why I love you
So don't be afraid to let them show
Your true colors
True colors are beautiful
Like a rainbow

Show me a smile then
Don't be unhappy, can't remember
When I last saw you laughing
If this world makes you crazy
And you've taken all you can bear
You call me up
Because you know I'll be there

And I'll see your true colors
Shining through
I see your true colors
And that's why I love you
So don't be afraid to let them show
Your true colors
True colors are beautiful
Like a rainbow



If this world makes you crazy
And you've taken all you can bear
You call me up
Because you know I'll be there

And I'll see your true colors
Shining through
I see your true colors
And that's why I love you
So don't be afraid to let them show

Your true colors
True colors
True colors
Shining through

I see your true colors
And that's why I love you
So don't be afraid to let them show
Your true colors
True colors are beautiful
Like a rainbow



そんなに悲しい目をして
落ち込まないで
私にもよくわかるの
勇気を持つことはとても難しいのよね

こんなにも人々が溢れた世界では
見つけられないことばかり
そして心の中にある暗闇の部分が
自分たちをちっぽけな人間だと感じさせるから


でも、私にはあなたの本当の色が見える
輝いている、あなたの本当の色が見える
だから私はあなたが好きなの
自分の色を見せること、決して恐れないで
あなたの本当の色って美しいのよ
虹のように輝かしくって美しいの


ねぇ、笑顔をみせて
不幸にどっぷり浸かっていないで
最近アナタは笑わなくなった

この世の中のせいでどうにかなりそうになっても
アナタはきっと乗り越えてゆける
もっと話しましょう
ワタシはずっとそばにいるんだから

でも、私にはあなたの本当の色が見える
輝いている、あなたの本当の色が見える
だから私はあなたが好きなの

だからアナタを愛おしく感じる
だから恐れないで
みんなに本当のアナタを見せるのを

それは虹のように
素敵なんだから