いつもご訪問いただき、ありがとうございます。
店主です。
今週はブログもあまり更新せずに
ひたすら新作の予約分を制作に没頭しておりまして。
すっかりひきこもり状態でした。
そんな中、一度だけまともに外出しました。
健康食品のシステム販売にハメられそうになりました。
当店のお客様の知人がハーブで健康な食事を
つくるワークショップが開かれる!ということらしく、
お客様に誘われて一緒に出かけました。
普段、ホームパーティー形式のワークショップなどはあまり行かないのですが、妙に「ハーブ定食」ってキーワードに惹かれました。
僕を誘ってくれたお客様も、これから出かけるワークショップのことは
あまり知らないようでしたので、なんだか余計に期待してしまいました。
で、ワークショップを開催されているお宅にお邪魔しまして。
参加者全員が集まったところで、
お互いにカンタンな自己紹介などをして、
仕切り役というか講師のような女性がお2人、
「健康で、いつまでも若く、そしてキレイに痩せるには・・・」
みたいなことを話し始めました。
そのうちハーブ定食のレシピかと思えば、
商品のパンフレットまで配られて。。。
「あれ?ハーブ定食っていつ出てくる?」と思っていると、
H○B○という粉末のパウダーやら、タブレット状のサプリメントが
どんどん運ばれてきまして。。。
ウチのお客様と僕は呆っ気にとられて、目を合わせてしまいました。
そうしているうちに講師役の女性の話はどんどん進んでいき
「これらを食事の代わりに1日1食か2食摂って、
3ヶ月も続けていくと、なかには10kgもムリなくダイエットできます」
みたいに展開し、
「しかも、ビタミン、ミネラルがバランスよく配合されていますから
まったくヤツレタような痩せ方ではなくて、
以前よりもハツラツとしたシェイプアップされて・・・」
と。
「困ったところに来てしまった。。。」
と思っていると、うちのお客様が
「事前に聞いていたお話と違うようなので、
ワタシはここで失礼させていただきます」
と言ったので、僕も途中退席ができました。
会社名は出しませんが、未だにこうしたシステム販売って存在
しているんだなぁ。。。と妙に関心してしましたが、
あのシステムの中ではプロテイン飲料を「ハーブ定食」と
言って通用するのかも知れませんが、
一般の消費者に対して「ハーブ定食」と唱ってしまうのは
かなり悪質にも思えました。
あの方たち、街中の定食屋さんに入って「ハーブ定食」と注文して、
ダイエットシェイク飲料が出てきても、
怒らないのだろうか。。。
極論ですが、それとあまり変らないようなセールストークに感じられました。
もちろん、あの会社の商品を好きで定期的に購入されている
方々のことや、それが人の喜びに繋がっているんだと本気で考えてらっしゃる方々のことを悪く言うつもりは毛頭ありませんけれど。
それにしても、「ハーブ定食」と唱って何も知らない人々を呼び寄せる手法は
正直言って少しも好感が持てませんでした。
こういった言葉のアヤをうまく使って勧誘する手法って、
それを行っている主婦は本当に楽しんで続けているのだろうか?
商品に絶対の信頼というか、商品に本気で惚れ込んでいるなら、
そもそもあんな言葉のアヤを遣う必要ってあるんでしょうか?
僕の業界もあまりかわらなかったりするかもね。
○○○○○○コーディネイターとか
○○○○○○カウンセラーだとか、
特定の組織の中だけで認定された人々が
世の中に対して
○○○○○○コーディネイターとか
○○○○○○カウンセラーだとか
名称を掲げてしまうのと、内容的には大差ないのかも知れません。