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店主でございます。


 今日はアクセサリーつながりで知り合った海外の人々のことです。


その前に、日本の子供向けの特撮番組やアニメ番組が

世界中の子供に大きな影響を与えていることは

このブログの読者の方々も十分ご存知だとは思います。


宮崎アニメだけではなくて、

古くは「UFOロボ・グレンダイザー」はフランスで脅威の視聴率

100%を記録したり、

フィリピンでは「超電磁マシーン・ボルテスV」は社会現象にまでなって

放送禁止の措置がとられたり(一部は当時の政治情勢が関係していたと言われているようです)、

上海の友達は「セイント聖矢」が好きだったし、

タイでは「仮面ライダー」が大ヒットして俳優の藤岡弘さんまでも英雄なんだとか。

ホント、枚挙にいとまがありません。

詳しくは知らないのですが、「新世紀エヴァンゲリオン」も海外では

かなりメジャーなアニメだそうで。

聖地は箱根近辺。


そんな中、僕の知人が案内してきたフランス人と中国人は

サクラ大戦」というアニメの大ファンでした。

僕も彼・彼女らと知り合うまでは「サクラ大戦」という

アニメはまったく知りませんでしたが、

彼らが言うには、

浅草」という地は「サクラ大戦」ファンにとっては聖地なのだそうで。


・・・知らなかった。。。


このアニメは

大正時代(!?くらいなのかな)に、

帝国華撃団という歌劇団の女優さんたちが主人公で。


実は裏の一面では、悪から帝都を守るために

組織された女戦士たちのドラマです。


帝都物語」と「セーラームーン」と「エヴァンゲリオン」と

SKD松竹歌劇団」と「宝塚」をミックスしたような

僕には到底理解しがたいアニメ番組で。


「面白いから見ろ!」と言われて、ガマンして

6話まで見ましたが、ピンときませんで。


ただ、大正ロマン的なノスタルジックな光景だけが印象に残っただけで。


話が脱線してしまいましたが、この「サクラ大戦」の

舞台が浅草界隈であることが多いのでした。


なので、海外の「サクラ大戦」ファンは、浅草を聖地に感じているそうです。


中国人の知人はこの「サクラ大戦」のファンミーティング的な

コンサートためにわざわざ武道館まで来日されたそうでした。


しかも武道館に向かう前に、浅草に立ち寄ったそうでした。


一部のマニアの間での話題作かと思い込んでいたら、

前述したようにこのアニメの声優さんたちがコンサートを

開くと武道館が満杯になるんだそうで。

で、観客の中には僕の知人のように

海外からかけつける観客もいるそうです。

新宮寺

 この最近、観光客向けのレンタルの着物屋さん。

ここに行けば、このドラマの主人公

“真宮寺さくら”

のような着物が着れる!と期待している

観光客も本当は少なくないみたいです。


けれど、このスタイル、取り扱っているお店はないみたいです。

彼女たちにはちょっと可愛そうなんですけど。



それで、彼女たちは聖地

“浅草”のカラオケボックスで

主題歌『檄!帝国華撃団』を歌うのを

とても楽しみにしています。


ワンコーラス目は、

黙ってカラオケの画面を録画してるし。。。(笑)


2コーラス目で、みんな堰を切ったように一斉に歌いだす。


カラオケボックスの店員さんが

飲み物を運んでくると、

僕ともう1人の日本人はなんか少し恥ずかしく。。。


もちろん、彼女らは画面のテロップが読めるはずがなく、

空耳で熱唱しちゃいます。


間奏のなかの台詞もパーフェクトですね、彼女らは。


  私達正義の為に戦います
  たとえそれが命をかける戦いであっても
  私達は一歩も引きません!
  それが帝国華撃団なのです!


僕も知人の日本人もあぜんとするばかりです。


ちなみにこの主題歌『檄!帝国華撃団』というのですが、

ファンの間では「ゲキテイ」で通じるようです。

いやはや。。。



CDアルバム『サクラ大戦4 ~恋せよ乙女~ 全曲集 「檄!帝~最終章~」』が、"第17回 日本ゴールドディスク大賞"で"アニメーション・アルバム・オブ・ザ・イヤー"を受賞! 日本ゴールドディスク大賞は1年間(第17回は2002年2月1日~2003年1月31日)でCDセールスの多かった作品を表彰するというもの。
http://www.famitsu.com/game/news/2003/03/12/103,1047477764,11415,0,0.html

より引用

もはや一部のヲタクからの支持を受けているなんてバカにしていると、

日本が世界に誇る新しい文化を見逃しかねないぞ~。


20160926加筆