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店主です。


今日はリーディングについて、お問い合わせいただきましたので少しばかり書きたいとおもいます。

僕がカンタンに書けるような内容ではないですけどね。


 これまで、リーディングができる!という方とお会いしたこともありますし、リーディングしてもらったこともあります。


 で、最初に結論から言いますと、浅深・程度の差こそあれリーディングは誰でもできている!というのが僕の考えです。

もっとも、僕はリーディングに関して造形が深い訳ではなく、宗教やスピリチュアルを学んで実践していた間に少しづつ身についてきたタイプで、最初からそうした能力に長けていたのでも、専門に訓練したのでもありません。


ネットでチャネラーやリーディングを検索していると、よく目にするのが

「幼少の頃より・・・」霊視能力やチャネリング能力があって・・・的なプロフィール。

こうした方々とはまったく正反対で、二十歳を超えるまでは、そうした精神世界や神秘体験を否定する側の人間でした。


 でも今になって、よくよく思い返してみるとこんな僕でもリーディングめいたことを感じ取っていたことがけっこうあったように思います。


 特に浄霊活動をするようになってから意識せずに自然とリーディングができるようになってきていたみたいでした。

(本当はリーディング・チャネリング・霊視などはそれぞれ微妙に違うけど)

というのも、浄霊活動をしていた頃は、そこの団体でのメソッドが「霊視やリーディングをすると邪鬼に騙されるのでやってはダメ!!」というものでしたので、霊視やリーディングできちゃったとしても意識的に無視していたんです。


例えば、浄霊中に一通り霊を救って終わろうとすると、苦しそうにしている老婆が見えたり。

「ヤバっ、邪鬼に騙されるから無視っ!」

と思い無視して浄霊を進めると、喉の奥からめちゃめちゃキツい苦味がのぼってきて。

不浄霊を最初から救う段に戻ってやり直すと、再び苦しそうにしている老婆の姿が現れる。その間にもどんどん口の中が強烈に苦くなっていきました。


自然と老婆にフォーカスしてみると、老婆が毒殺されたことを伝えてきました。

なので、老婆の苦しみをとって、治す方法を使って老婆をラクにしました。

そうしたら、口の中の激しい苦味もス~ッとなくなりました。


浄霊が終わって、お客様に感想を聞くと、かなり昔に遠い身内に服毒自殺をしたお婆ちゃんがいた!ということでした。

しかも、表上は自殺だったけれど、毒を盛られたのでは?という噂もあったそうで。


聞いた僕もビックリしましたし、お客様も驚いていました。


本当はビックリよりも

「そーゆーことは浄霊する前に言ってくれよ~っ」と思ったのですが。。。


 また、別のお客様の浄霊の時には、しきりと何度も△△○○子という名前が降りてきまして、生身の人間に憑依するjのは善くないことだ・・・だと説諭している時になると何度もという名前が降りてきたので、

「△△○○子様、生身の人間に憑くと、この方(お客様)が苦しい想いをしてしまいます。。。」のように諭してみました。


浄霊が終わって、お客様から

「どうして私の叔母の名前が解ったのでしょうか?

△△○○子は私の叔母が結婚する前の旧姓でした」

と教えてもらい

その方は結婚後間もなく亡くなられたそうでした。

確か、嫁ぎ先でそうとうイジメられたような余話まで出てきまして。


ちょっとゾ~っとする話でした。


 もうだいぶ前にこの浄霊する団体を辞めて、浄霊も現在は行っていないのですが、こうしたエピソードはたくさん経験いてきました。

ホントはもっとエグいエピソードもあるのですけど。。。


 自分が団体の規則に縛られて(守って)、そうした能力を否定していただけで。

思い返すと、霊視や霊聴、リーディングは知らず知らずのうちにできるようになっていたみたいです。


霊視や霊聴、リーディングを否定していても、必要な時には必要なコトだけできるようになっていたみたいです。


で、こうしたコトはなにも僕だけに起きたコトではありませんでしたし、多くの熱心な浄霊士にも起きていたコトでした。


ただし、そういった能力ばかりに傾倒していった浄霊士は団体の規則に抵触するカタチとなり資格を失ったり、精神的に混乱を起こしていったのも事実でした。

そういった事例も知っていたので、余計に僕はそうした能力を観ないように目を背けていました。


例えが長くなりましたが、宗教や精神世界、スピリチュアルに傾倒していく多くの人にそうした能力が芽生えるのは、決して不思議なことではないと僕は考えています。


 ただ、気になるのは、霊視や霊聴、リーディング、チャネリングといったものの元の情報をどこから得ているのか?は人それぞれ千差万別で、それは時として注意を払わないとならないことだと思っています。


僕は特にスピリチュアルで言うところの「霊」からの情報には耳を傾けないように心掛けていますし、ある時から「霊」からのアクセスも激減しまして、今はほとんどなくなりました。

聞こえが良い情報から始まり、最後は騙されるような結末がほとんどパターンだったので、まったく当てにならないばかりか、時間と労力のムダでしたから。


僕の知り合いで、他人の家の鍵を持つと鍵の持ち主の部屋の間取りが解ってしまう男がいました。

カンタンな見取り図を描いて見せると、ほとんど合っていました。

見えるんだそうで。。。

けれども、そんな彼も10年もしないうちに精神的に病んでしまい、今では健常な生活も困難になってしまいました。

彼は○○神社に熱心にかよっていたのも影響していたのかも知れません。


まあ、大事なのは「どこ」から情報を得ているのか?情報源が大事な問題だと想っています。


スピリチュアルで言うところの3次元から4次元の間でループしている霊から情報を得ているのか?

それとも高次元の存在からの情報か?

それとも高次元のアカシックレコードからの情報か?

これによって情報の角度というか内容も変ってきてしまうことがあるように思えて仕方ありません。


例えば、ある方が病気に苦しんでいる・・・という相談をもちかけてきた場合。


・3次元から4次元の間でループしている霊から情報を得ていると

○それは因縁だとか怨念だとか、生霊だとか、そうした情報が降りてきたり。


・高次元の存在からの情報/高次元のアカシックレコードから情報だと

○病気で苦しむことを経験するために・・・のような情報が降りてきたり。


と突き詰めていけば同じ結論にたどり着くのですが、内容や切り口がぜんぜん違ってしまうことがあります。


 自分がどこから情報を得ているか理解したうえで活用できていないと、まったくトンチンカンな対処をしてしまうことが起きてしまいます。


上の例えで言えば、「因縁だとか怨念だとか、生霊だとか」そうしたコトばかりに気をとられて、そうした霊を浄化しても、

本当は「因縁だとか怨念だとか、生霊だとか」が誘引する病気で苦しむ経験を積んでいた・・・というより突っ込んだ原因に気づかなかったり。


 まして、妙に具体的すぎる情報を降ろしてくるヘンテコな存在は、直近の近未来は的中させることができても、大きなスパンではハズレっぱなしなので、マジでヤバいかったりします。

まあ、間違った経験をするために・・・と大きな視点で俯瞰すれば間違いが単なる間違いではなくなるのですが。。。

でも、やはりそこんとこはあまり遠回りしたくないですよね。

間違いを経験するって目的は自分の内側だけで経験を終え完結させることさえできてしまうのですから。


それで、長くなりつつありますので、結論を再度。


浅深・程度の差こそあれリーディングは誰でもできている!

だけど、リーディングは情報源がすごく重要。


ってことが、お問い合わせに対する今の僕なりの答えとなります。


(後日誤字脱字の訂正、加筆訂正の可能性有り)