いつもご訪問いただきありがとうございます。
店主です。

今回はストーンやストーンアクセサリーの浄化について
当店の立ち位置のお話でもしたいと思います。


 最初に言ってしまうと、当店が行っているストーンの浄化は「満月の光による月光浴」がメインです。

一部、水に強いストーンは和歌山県の山奥で採取された自然水による浄化を行うこともありますが、これはスピリチュアル的な浄化と現実的な付着した汚れを除去することも兼ねて行っています。


 一般にパワーストーンの浄化といえば、
次の5つの方法が代表的な方法と言われているようです。


1.神社仏閣と言われるいわゆる聖域での浄化

 

2.聖(清)水による浄化

 

3.音による浄化

 

4.セージの煙による浄化

 

5.太陽の光による日光浴


1と2に関してはパワースポットとして
雑誌・インターネット上での噂・テレビ等で紹介されてしばらくすると、
それまでとは違って環境や波動が荒れてしまっている場所が多かったりします。

また、日夜いろいろな願望を持った方々、
悩みを抱えている方々、
浄霊などを行っている方々が足しげく通われているので、
良質なエネルギーだけがある訳ではないです。
あるスピリチュアルや宗教の方々は「浄化のキャパシティをオーバーしている」的に言い方をされます。

そうなると、浄化どころかストーンのスピリチュアルパワーの低下を招いてしまったりする懸念が生じます。

なので、当店ては神社仏閣と言われているような聖域やそこで採取された水での浄化は行っておりません。


3については、店主の独断的なこだわりで、
今後音のバイブレーションによる浄化に精通してそれなりのスキルが身に着いたら再開する可能性もあります。
(2016年12月以降再開しております)


4についてはセージの香りが嫌いなお客様が意外と多かったりするので、
行っていません。
また、もともとは北米ネイティブアメリカンの人々が
祭礼儀式の一環としてセージの葉を焚いていたので、
祭礼もなく葉だけを焚いたところでほとんど意味も効果もありません。


5.はそれなりに素晴らしい浄化なのですが、
ストーンによっては太陽光の紫外線に弱く
劣化を促進してしまう種類があります。

(ちなみに人工染色や加工をしたストーンは
紫外線に当ててみるとバレることもあります)


 現在、当店が行っている満月の月光浴は、
浄化の点で弊害が少なく、
精神世界的な括り(迷信・宗教)に関係なく、
また洋の東西を問わず時代を問わず
ほとんど弊害がみられないので積極的に行っております。


 こうしたこだわりにより、
当店では入荷したストーンはすべて
ほぼ毎月・満月の月光浴を行っています。

ストックの期間が長いストーンは
数十回も満月による浄化が施されていますので、
浄化はもちろんある程度のエナジーチャージも施されています。


なので、当店では満月の日は大変です。

すべての作業を中断して、接客もその日はお休みして、
ベランダをお掃除して塩で清めます。

それからきれいな布を敷いて
在庫のストーンやオーダーメイドで出来上がったアクセサリーが
月光に当たるように並べます。

その作業はストーンは1500種類以上、
副素材のパーツを含めると2500以上のストックを
セッティングさせないとなりません(笑)


これは年度末の棚卸しよりも大変な作業です。


しかし、満月の月光浴による浄化を何度も行ったストーンは言葉で表すと「ソフト」な感じに変化していきます。
入荷したばかりのストーンは、綺麗だけどツンツンした雰囲気を持っていたり、インクルージョン(ストーン内部に内包されている汚れや不純物)があってあまり綺麗でなかったけれどやがて強い波動を出してくるストーンもあります。