光る君へのネタバレとオタクの戯言が含まれております

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宣孝の死から3年後

都を旱魃が襲い、あちこちで雨乞いの儀式をしている姿がありました

まひろは乾きを癒す果物を行商人に求めますが、この天候ではロクなものはありません

小さい子供のいるまひろには切実な問題だったろうなぁ(開幕挨拶


道綱と実資殿のコンビは今日も健在

帝の雨乞いも効いてないと嘆く

公卿の集まりもどこからダレている(笑)


ついにまひろ宅の井戸が干上がってしまいました

水が無ければ生きていけません

どことなく悲壮感が漂っていますね


そのころ

晴明に雨乞いを依頼する道長ですが、晴明は渋ります

史実では当時80を超えていた晴明なので、そりゃしんどいよな

当然のように対価を要求してきます


そこで道長は「私の寿命を10年やろう」と衝撃発言

「まことに奪いますよ」と返す晴明に「良い」と念を押す道長


思い切りがいい道長


晴明の雨乞いの儀がまた眼福でしてな

ユースケサンタマリアの声がいい……フラフラになりながらも祝詞を唱える晴明


まさに命懸け

降るまでやるのが晴明のジャスティス


まひろがは文章を綴っていると、雷鳴と共に雨が……!

晴明の神通力?が通じたのか雨が降ってきました


倒れた晴明に駆け寄る助手須磨流が涙してるから、もしや……と思ったらちゃんと生きてた←


一方でききょうの枕草子は宮中で評判になっていました

帝に定子との想い出を再びって感じで満足な伊周

いや旱魃の最中にそれかよ?と思っちゃうんだけど!帝の雨乞いじゃ効果が無かったんだから、もっと危機感持てよ?


伊周には無理か

ますます勘違いが加速してる感


公任の妻敏子が主催する歌の会で指導をするようになったまひろ

生活のために頑張っています


そこへやってきたのがあかね

後にまひろの同僚となる和泉式部です


スケスケの水色の衣が何とも艶っぽいね

ただ、薄衣と呼ばれるこのスケスケ(くどい(笑)は自宅でくつろぐのにはいいけど、人前で着るのはかなり恥ずかしいと思うが……本人は全然気にしてないね、強いな(笑)


タイムラインでキャミソール姿と表現されててめっちゃ納得したオタク


恋多き女として当時から有名で、冷泉天皇の第4皇子である敦道親王と交際中でした


元々は兄為尊親王が彼氏だった

兄が亡くなってから弟と付き合ってる

今なら写真週刊誌にスクープされただろうに


そんなあかねから枕草子の話が出るが、あかねはあまり面白くないと言います

逆にまひろが書く「かささぎ語り」を楽しみにしている模様

他の姫君たちの反応も良いものなので、読者の存在がまひろにはありがたかったんじゃないかな


オタクの喜び


場面は変わり、隆家と道長が縁側でおやつもぐもぐ(笑)

さすが調子のいい男隆家ですが、表裏のないところを道長は気に入っている模様

そんな隆家を警戒する行成が可愛い


ヤキモチかヤキモチなのか

さすが道長強火担


為時と駒弾きを楽しむ賢子

じいじと孫の微笑ましい光景に水を刺すような読み書きを覚えさせてと言うまひろ、教育ママですな


帝は敦康親王とほのぼのとした時間を送っているけれど、彰子はそれを眺めるだけ

相変わらず女性として見られていない、と倫子は彰子がみじめだと口にしてしまいます


彰子は相変わらず感情が読めない

母の心子知らず

逆もまた然り


為時は道長の嫡男頼道の指南役を引き受け、漢詩の講義をしていました

可愛いな、頼道

どっかの花山院と違って素直だし、やりがいを感じているんだろうなぁ

息子の様子を見てから、倫子と共に帝の元へ参上する道長


学問好きの帝のために行成書の新楽譜を献上され、ご満悦の帝から礼をしたいと言われた倫子は、礼ならば彰子に目をかけてくれと命懸けの願いを口にしてしまうのです


道長は口が過ぎると注意しますが、倫子は譲りません

ふたりの思いはすれ違いとなってしまいます


この3年間ずっと呪ってたのか伊周と呆れてしまうタイムライン


道長と倫子の不仲は伊周の呪詛のせいか?


道長のように根回しをして派閥を作るでもなく、政に積極的に参加するでもなく

枕草子をプロデュースして、呪詛するだけで道長を追い落とせると考える時点で勝負はついてるんだけどね


知らぬは本人ばかりなり


手詰まりを感じた道長は晴明に助言を求めます

いくら何でもこき使いすぎのような?

晴明は「いつか必ず光はさす」と言うものの「いつか?」には答えません


「いま、あなたさまの御心に浮かんでいる人に会いに行かれませ。それこそが、あなた様を照らす光にございます」


またとんでもない伏線貼りおったな晴明



まひろは賢子には自分と同じような教育をさせようとすしますが、為時と惟規は「押し付けじゃね?」と言われてしまいます


賢すぎるのは良くないと


かささぎ語りを聞いていると「とりかへばや物語」を連想します

「とりかへばや物語」とは男らしい女君と女らしい男君の姉弟が、お互いの立場をとりかえて生きる姿を描いた物語です

なかなか面白いので、機会があったら現代語訳を読んでみてね


久しぶりにF4が揃い踏みで宴を開きます

ききょうの枕草子の話題となり「惜しい女を逃した」とボヤく斉信に対し、公任は面白い物語をかく女がいると

それが為時の娘と聞いた時の道長の表情よ……面白い🤣


俺の女がまたなんかやってるし

複雑すぎる男心


今日も今日とて物語に夢中になるまひろ

おはじきをしたいと誘う賢子の言葉もスルーして、夜がふけても書き続けます


オタクの業の深さよ

ゾーンに入ったら寝食を忘れる


そんな草子に火をつけ、燃やしてしまう賢子

構ってくれない母への寂しさからの行動……乳母が逃げてしまった影響はここに繋がるのか

幸いボヤで済みましたが、まひろは賢子を叱りつけてしまいます


為時は賢子を連れて出かけ、ひとりになったまひろの元へやって来たのは……道長でした

晴明の助言を受けてまひろを訪ねた道長は、果たして何を語るのか?


次回予告も情報量多い!

そして「いづれの御時にか」がキターーーーー!!

いよいよ源氏物語爆誕の瞬間が?!


それは次回の講釈で!!