経理関連の書籍、この機会にごそっと全て処分しました。
もう今後「経理関連」の仕事につくことはおそらくありません。(こんなにぼんやり物忘れが多い状態では無理というものでしょう)
一切合切処分して、寂しいようなスッキリした気持ちになりました。
今まで何らかの形で「経理」に携わってきました。
新卒から、20+α年。
どうして経理関連の仕事になったんだったかな?
ちょっと思い出してみます。
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くらげは得意科目が国語と理科という(理科も物理系)何とも
バランスの悪いタイプでした。
大学受験する当時、文学部系を目指していましたが「就職先がない!」という周囲の声に慌てて進路変更をしてその当時まだ珍しい「情報系」の学校に行くことにしました。
まだWindows95すらない、MS-DOSとかBASICとかC言語(プラスもない)の時代。
超文系だったくらげは早速落ちこぼれました
それでも何とか頑張っていましたが、「簿記」の授業でも???ハテナがいっぱい。
これはマズイ、必修だから落とす訳にはいかない。。。。。
学校の授業だけでは付いていけず、「簿記専門学校」で習うことにしました。(速習?短期コース?がありました)
カッコよく言うと「ダブルスクール」、実際は「単位を落とすまじ」と必死でした。
何とか簿記検定3級合格簿記の授業も単位が取れました
それ以外のプログラム系の授業はかろうじて単位を取得し、卒業できました。成績は最悪。
そんな訳で、システム系ではない会社に就職することとなりました。
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新卒で就職したもののとにかくうまくいかないことが多かった中、何とかピタッとハマった感じがしたのが「経理」でした。
毎日毎日伝票起票と、転記。(会計ソフト、そもそもPCがそんなに普及していなかった)毎日ルーティンの仕事がある、のは安心もありました。
その後もいろいろな会社で「経理事務(補助)」を経験してきました。
会計ソフトに入力して、出力、その他振込などや諸々事務を担当していました。曲がりなりにもシステム系の学校にいたので会計ソフトを扱うのは得意な部分もありました。
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経理の末端の仕事は出来ても、それ以上には進めない。
派遣だったから、環境に恵まれなかったから、私の実力不足etcあると思いますが「一つの間違いがあってもいけない」という緊張状態は定型発達の人の比ではありません。
ASDの完璧主義と相まって、いつも追い詰められている感じがしました。
今ならわかるのですが、「間違い探し」が人よりもダントツに早かった。これだけで乗り越えて来ていたんですよね。「経理的センス」はほぼ無かったです
この「間違い探し」作業もかなり負荷をかけていて、疲労がすごかった。前職で気力体力共に使い果たし休職&復職を経て物忘れ、記憶力(というより頭の中のマニュアル検索力)や作業能力の低下で退職しました。
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新しいことを覚えようとしても、覚えようとしていたことすら忘れてしまう。
休職後の事は今でも記憶が曖昧です。(ずっと昔のことは覚えている不思議)
こんなぼんやりさんは経理はできない。そもそも経理は辛い。間違いがあってはいけない。
もう、引退でよくない?とドロップアウトを決めました。
もう一度事務仕事に戻りたい、頑張らなくては!と足掻いていましたが楽にできる仕事、作業を探します。
とにかく今年1年は頭と心を休めて下さい、と生活支援員のKさんに言われたことを守ろうと思います