概略
法は最小限の道徳です。
いつもだまされている賭博場のような世の中で、力の論理の前に
法律は、時々公正さを失っている者の剣で転落する。
法という名の下、剣の取っ手を掴んだ権力者たちが、力のない犠牲羊たちを狩り始めると、
最小限の道徳という機能すら失われたその社会は、毎日のように悲鳴があふれる
無法天地になる。
目には目、歯には歯、力がなくて大切なものを失う事になった人々は、私的復讐!
血を結んだ絶叫の終わりに出てきた怒りの心情を、その誰が不当だと言うだろうか。
しかし、そのような怒りは結局相手だけでなく、自分でも捕まえてしまうだけだ。
真の復讐は何だろうか?
本当の復讐とは、法が剣のように振り回される状況自体が、悲劇であることに気づき、
その剣を本来の場所に戻す事ではないだろうか?
「何もしなければ何も変わらないから」
誰かが正義と呼び、誰かが良心と呼ぶ行動
一見愚かに見えるかもしれないが、実際はこのすべての悲壮を終えることができる
唯一の鍵を持つために、自分でinsider(内部者)になりたい人がいる。
この一人、血が血を、腐敗が腐敗を招く悪の連鎖の中で
それを壊すために足を踏み入れる主人公キム・ヨハンの「成長」と「選択」に関する話だ。
相関図
キャスト
キム・ ヨハン カン・ハヌル
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「生き残らなければならない。俺が生きている限り、勝負は終わらないから」
祖母を一人で世話して暮らす司法研修生。
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父のように思っていた先輩検事の提案で、アンダーカバー捜査をして、刑務所に行く。
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すべてを失うと、みんなが無視する。
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失われた俺の人生を取り戻す唯一のカードは、ひたすら俺、自分自身だけだと気づき、刑務所一番底辺で、テキサスホールデムから学び始める。
オ・スヨン イ・ユヨン
「ちょっと我慢すれば瑞草洞から降りることができるのに、なぜもう降ろそうとする」
夜営業所で作られた資金と人脈で、各種の利権事業に介入する江南火流系の大マダム、マダムの乗り物を使ったビジネスマンだ。
検事のターゲット捜査で母を失い、一生の復讐を夢見てきたが、相手は検察要職を経て、さらに巨大になった。
巨悪を崩す剣を探していた彼女の前に、アンダーカバー捜査を始めたキム・ヨハンが現れる。
ユン・ビョンウク ホ ・ソンテ
「世の中にできないことがどこにある。」
大企業会長を思いのままに翻弄する中央地検金融租税調査2部の部長検査。
頭脳明晰で、誰よりも早く司法試験をパスし、不動産事業をする妻家の支援で、誰よりも早く昇進してきた。
腐敗捜査庁の新設に反対する中首部ラインの実勢で、モク・ジンヒョンがキム・ヨハンをアンダーカバーで埋めた事実を早く見破る。
モク・ジンヒョン キム・サンホ
「汚い事は、このモクジンヒョンがやるから。
系譜がなくて、一生地方だけ回ってきた検察内代表非主流。
県北部地検部長検査。
高位公職者の不正を捜査していた昔の「 社稷洞(サジッドン)チーム」出身で、工作陰謀に堪能だ。
新設される腐敗捜査庁を人生の機会とみなし、反対勢力の弱点をつかむために、司法研修生のヨハンをアンダーカバーに抜擢する。
チャン・ソンオ カン ・ヨンソク
「この嘘の世界では、信じる奴を探すのが仕事です。」
20歳に賭博一つで、ソンジュ刑務所を掌握した希代の賭博天才。
刑務所に入所したキム・ヨハンに、ギャンブルと戦いを教え、キム・ヨハンを後継者でパートナーとして育てる。過
去の悪縁であるヤンジュンに復讐を夢見ている。
ホン・サンウク パク ・ソングン
「政権は5年だが旗手は不滅だ」
腐敗捜査庁新設に反対する中首部ラインの首長、大検中央捜査部長だ。
検察内主流で無難に昇進してきた。
名誉と同じくらいお金も好きで、違憲を問いながらも、利益の前では、行詰まらない行動で、公職にいけないタイプだが、検事先輩たちの間では、信頼が非常に厚い人物だ。