「シーシュポス」チョ・スンウとパク・シネ、「怪物」シン・ハギュンとヨ・ジングが、「創立10周年」JTBCドラマの自尊心を取り戻すことができるか。

昨年「夫婦の世界」でシンドロームを導いたJTBCドラマは、その後なかなか反発していない低迷期を経てきた。

下半期視聴率の記録は悲惨なレベルである。

11月に放送された学園」の「ライブ来た」は、1%台の初放送視聴率を守れず、2回にすぐ0.428%に墜落した。

以後0%台の視聴率を抜け出せないまま「JTBC歴代最低視聴率」という汚名を残すた。

去る6日金土ドラマ「ハッシュ」も、2%台の視聴率で寂しく放映終了した。

俳優ファン・ジョンミンが、8年ぶりにドラマに復帰するという点、映画「EXIT イグジット」で大韓民国代表女優としての地位を確立したユナの出演など、「ハッシュ」の期待要因は多かったが、実際はそうではなかった。

サラリーマン記者たちの生活は、なかなか視聴者の共感を引き出すことができないまま退場した。

去る4日放映終了したシン・セギョン、イム・シワン主演の「それでも僕らは走り続ける」も、2〜3%の視聴率にとどまった。

若い層の愛を受けたという意味のある結果があるが、視聴率の面では、成功したと評価することは困難数な値だ。

 

現在放映中の「先輩、その口紅塗らないで」も同じだ。

2%台の視聴率さえ守られなかった。

去る9日放送された8回の視聴率は反騰の兆しもなく1.5%に落ちた。

 

 

 

 

不振の痛みを後にしたまま、2021年特別な覚悟で準備を終えた。

今年で創立10周年を迎えたJTBCは、「10周年特別ドラマ」というタイトルの「シーシュポス」を皮切りに、雰囲気の反転に出る。

 

17日夜9時から放送を控えたドラマ「シーシュポス:the myth」(以下「シーシュポス」)は、私たちの世界に正体を隠して生きていく存在を突きとめようとする天才工学者ハン・テスル(チョ・スンウ)と彼のために遠くに危険な道を遡ってきた救助者カン・ソへ(パク・シネ)の旅を描いたファンタジーミステリードラマ。

現在と未来、二つの時空を扱う独創的な世界観をもとに、「明日の不安は、昨日の後悔」のような現実的な感情を扱う予定である。

パク・シネは、2018年tvN「アルハンブラ宮殿の思い出」以後、久しぶりにドラマに復帰する。

戦争によって愛する人を失って、将来を変えるために、過去を戻ったソへは、テスルを守るためなら、いかなる場合も、保身を図らない強さを持った強靭な救助者である。

 

一方、昨年tvN「秘密の森」シーズン2で、冷徹な検事ファン・シモクに扮していたチョ・スンウは、落ち着いた感じを置いて、笑い多い天才ハン・テスルに変身する。

「理工系の奇跡」と呼ばれる財閥会長だが、「国民工科大学兄さん」という身近な修飾語の保有者。

二人の俳優のイメージ変身にも期待が集まる。

 

 

19日にはシン・ハギュン、ヨ・ジング主演の金土ドラマ「怪物」が初放送される。

心理追跡スリラー「怪物」は、マニャンで広がる怪物のような二人の男の話を描く。

ヨ・ジングは、京畿西部警察庁所属のエリート警衛ハン・ジュウォンを務める。

不慮の事件に巻き込まれマニャンに降りてきて、「モンスターよりも怪物」のようなパートナーに会う。

 

シン・ハギュンは本音分からないマニャン交番警査イ・ドンシクに扮する。

20年前の自分の人生を変えた稀代の連続殺人事件と再び向き合い、渦に見舞われる人物である。

 

ここに交番章チョン・ホジン(ナム·サンベ)、交番末っ子ナム・ユンス(オ・ジフン)、20年前に消えた母を待っているチェ・ソンウン(ユ・ジェイ)などのシーンスティーラー(scene stealer)も登場する。

「モンスターは誰なのか!お前か、俺か、俺たちか」という質問を絶えず投げ、事件の背後に隠された人間の多面性を緻密に追う予定である。

このように、有名な名品俳優らをもとに、JTBCドラマの反転ストーリーが作成することができるか、成り行きが注目される。

しかし、同時間帯にイ・スンギ・イ・ヒジュン主演のtvN「マウス」、シーズン1の爆発性をそのまま移してきたSBS「ペントハウス」シーズン2が出撃を待っている。

激しい視聴率争いが予想される中で、誰が最初に勝機を持ち上げ関心が集まっている。