突然ですが、エルメスバッグを高いと思いますか?
高いですよね?
もうすぐ確実にくる値上げ怖いですよね![]()
一方でエルメスのディレクター、デュマ氏は、バッグを「高い」わけではないとT Vインタビューで語っている記事を見つけました。
今日はインタビュー内容についてシェアしたいと思います。
デュマ氏の言葉▼
「エルメスはとても高価だと言われますが、高いわけではありません。「価値がある(Costly)」のです。」
「高い」とは、支払った金額に対して期待する価値を得られない場合に使う言葉。
一方で「価値がある(Costly)」とは、
製品が持つ真の価値や品質を反映した正当な価格だそう。
エルメスのバッグが特別である理由の一つに、職人技の存在があります。
ケリーバッグは30枚の革を個別にカットし、
完成までに20時間以上を要しているそう。
この徹底した手作業のプロセスは、機械には真似できない技術と経験の結晶![]()
この時点ですでに神がかり![]()
さら他のブランドのように広告キャンペーンに頼ることなく、
製品自体の魅力で需要を高めているところもさすが。
バーキンを購入するには、実績を積み、
エルメスに認められた時にのみ購入できるという![]()
尽くして買いたい
と思うのもバッグの魅力あってこそ。
デュマ氏▼
私たちは在庫を積み上げたり、需要を人工的に増やしたりしません。あるものを棚に置き、それが売れる。それだけです。」
さすがすぎる。。。
最近某ブランドのバッグの原価が57ドル(約9,000円)のところを2,780ドル(約44万円)で売っていることが話題になりました。
製造コストと販売価格の差はブランド全体の価値や広告費、店舗運営費などによるものですが、
それでも「高い」と感じる人が多いのも事実です。
エルメスは原価だけではなく、
伝統、職人技、そして持続的な品質へのこだわりを体現しているもの。
価格が高額であるのは、その価値を反映しているからです。
そう考えると、その価格の意味が少し違って見えるかもしれませんね。
これからも価格が上がり続けると予想されるエルメス。
本当に価値をリスペクトできる顧客層に淘汰されていくのでしょうか。
いつもお読みいただきありがとうございます😊


