だいじょうぶ。

だいじょうぶ。

2014年、舌癌と診断されましたが
私が今日も大丈夫、でいることを
同じ病気で不安な今日を送っている人に
伝えられたらと思います。
明日も、
あなたも大丈夫。
私も大丈夫でありますように。

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こんにちは~!いくらです。

 

2014年のバレンタインデーの日、舌癌(stageⅠ)の部分切除術を受けました。

それから11年。10年目を区切りに長くお世話になった経過観察も卒業させて頂きました。

今年のバレンタインデーは穏やかな晴天で、「今日元気であること」の感謝を静かにかみしめる一日でしたキラキラ

 

さて、このブログを読んでくださっている方なら、高額療養費制度はご存知かと思います。

私も14年前の会社員時代、この制度のおかげで、2週間の入院後、窓口の支払いは20万円未満でした。

 

日本の皆保険制度(国民全員が保険料を払い、公的医療保険で補償される制度)は世界に誇る素晴らしい制度と思っています。

アメリカの友人は、民間保険会社によって医療格差があること。お金と命が直結することを嘆きます。

 

保険は、「起こる確率が低くても、起こったときに致命的になるリスクに備えるためにお金を出し合う相互扶助制度」です。

リスクの中でも、「命を失う」ことは最大のリスク。

高額療養費制度は、生きるか死ぬかの病気で高度医療を受けるとき、医療費の支払いを一定額以下にとどめてくれる重要な制度。

 

その高額療養費制度の上限額が、2025年8月から2年間かけて、段階的に引きあげられる改悪があります。

 

例えば、、、

2025年8月から:年収370万円から770万円の場合は、負担の上限額をいまより8000円余り引き上げて8万8200円程度に

2025年8月から(更に年収区分を細分化):年収650万円から770万円の場合は、最終的に13万8600円程度に

 

がん患者団体などから反対の声があがってやっと、多数回該当(直近の12か月の間に3回以上制度を利用すると4回目からは負担が軽減される)の上限額については引き上げを「凍結」と修正されるようですが、いつ凍結が溶けるか分かりません。

 

少子高齢化で医療費がまかなえなくなることは理解できます。

なので財源のどこかに手をつけなければならないのも理解できます。

風邪や軽い怪我、待てる医療のアクセスが悪くなったり、軽度の病気をセルフメディケーションで対応するのは我慢できます。

でも、国民の「命」がかかったここに手をかけるとは。。。

 

そしてこんな一大事が、国民、患者団体との十分な議論を重ねて提案されたことではなく、昨年末からの2~3カ月の間に静かに、拙速に決められたというプロセスに怒りを感じるのです。

負担が増える現役世代は、健康であればこの制度を知らなかったり、引き上げが将来どう影響するかぴんとこない方も多いと思います。

それを承知で、しれっと引き上げがされるのです。

 

がんは、いつまで治療をすれば終わるのか、もしくは終わらないのかが分からないことが辛い病気です。

もしあなたの大切な両親、パートナー、お子さんが、

「もうお金が支払えないから治療をやめるよ」

と言ったら、、どうでしょうか?

高額療養費の上限額が引きあがれば、治療を断念する人が少なからず出てきます。

 

いくらが癌告知を受けて、どんなステージでどんな治療か確定するまでの間、いくらの両親は、

「家を売ってもいくらの治療費を払おう」

と話していてくれたそうです。

幸いそうはなりませんでしたが、そうしなければいけないがん患者も出てきてしまうでしょう。

 

手厚い付加金に守られ、この改悪にあおりを受けない国家公務員共済などとは違い、いくらのような自営業者には切実な問題です。

毎月、家賃が払えるくらほど高額な国民健康保険料を支払っているのは何のためなのか。。。えーん

そういう格差があることも、相互扶助の精神に反していると思うのです。。泣くうさぎ

いくらにできるのは 「反対です。怒っています」 と口に出してみることです。

 

いくらは高額療養費制度の負担上限額引き上げに反対です。怒っています。

 

 

久しぶりの投稿が長くなりましたが、今日もいくらは元気です爆笑

がんサバイバーのみなさまと、がんと闘っているみなさんが希望を持って必要な治療を続けられ、「だいじょうぶ」と言える日々が続いていきますよう!

 

最後になりましたが、口内炎が2週間以上治らなかったり、舌に違和感があり不安でこのブログを訪れて頂いた方は、いますぐ、口腔癌の症例数が多い口腔外科や頭頸外科の予約を入れて下さいね。