はい、今日もライティングの勉強していきます。
ブログ歴17年のプロが教える売れる文章術 ブログライティングの教科書
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引用元はこちらです。
現実的に読者は目的達成できるか
検索意図を考える上で重要なことは、記事を読んだ読者が目的を達成できるかどうか。
たとえば「簡単に痩せる方法」と調べた読者に「食事制限して適切な運動をすれば痩せられる」と伝えてはいけません。
「簡単に痩せる方法」で調べる読者は食事制限や運動ができなくて悩んでいます。「それができたら苦労しないよ!」と読者に思わせてはいけません。記事では現実的に読者が目的達成できる提案をしましょう。
「簡単に痩せる方法」なら「食事制限や運動が苦手な人でも実行できるダイエット方法」を書きます。
1キーワード=1検索意図ではない
検索意図は検索キーワードごとに大きく異なります。「1キーワード=1検索意図」ではありません。一般的にはビッグワードになるほど、検索意図の数は増えます。
ビッグキーワードとは検索意図の多いキーワードと考えてください。「青汁」と「青汁効果」では、「青汁」の方がキーワード数も少なく、検索数が多そうなビッグワードだとなんとなく理解できるかと思います。ここではそのくらいの理解で構いません。
基本的には検索意図が増えるビッグワードほど網羅すべきコンテンツが増えて記事は長文になります。読者満足度の高い長文記事を書くのは難易度が高いです。
ブログ初心者向きではないので、ブログ初心者は検索意図が絞られて記事が書きやすい複合キーワードを狙うのがおすすめです。
「青汁 おすすめ」の検索意図
・美容におすすめの青汁を知りたい
・健康におすすめの青汁を知りたい
・ダイエットにおすすめの青汁を知りたい
・青汁のおすすめの飲み方を知りたい
②再検索させないための「潜在ニーズ」
潜在ニーズとは、検索した時点では読者も考えていなかったニーズのことです。私は潜在ニーズは読者の本当のゴールと呼ぶこともあります。潜在ニーズの反対は「顕在ニーズ」です。顕在ニーズはすでに顕在化されている(表に現れている)ニーズのことです。記事では顕在ニーズと潜在ニーズの両方を満たす必要があります。
潜在ニーズを満たすポイントは次の3つです。
・読者がどんな気持ちで記事に辿り着いたか
・どんなことを知りたくて検索したか
・最終的に読者はどうなりたいか
たとえば「ブログ記事 書き方」で検索した読者がいたとします。このキーワードの検索意図は「ブログ記事の書き方を学びたい」です。これは顕在ニーズです。では、「ブログ記事 書き方」の潜在ニーズは何になるでしょうか?答えは「SEOに強い記事の書き方を学んで、ブログでお金を稼ぎたい」です。もちろん収益以外の目的で記事を書く人もいますが、ここでは収益ブログを作りたい読者を想定しています。
重要なことは、ブログ記事で「ブログ記事の書き方」という顕在ニーズを満たすだけでは不十分だということです。
ブログ記事の書き方を学ぶことは読者にとっては手段でしかありません。
ブログ記事の書き方が分かったとしても、ブログで稼ぎたい読者には大きな疑問や不安が残ります。そんな時読者はどういう行動をするか?記事を読んでも満たされなかった「ブログでの具体的な稼ぎ方」「被リンク獲得方法」などを再検索します。
読者の再検索はSEOではマイナスになります。再検索されるということは、記事には読者が求める答えが書かれていなかったとGoogleは判断するからです。
③読者の考えを想像した「先読みライティング」
本書でもすでに登場していますが、「読者の悩みや不安、疑問を先読みしてフォローするライティング」
読者の悩みや不安は、記事を読み進めるうちに刻一刻と変化していきます。悩みや不安は記事単位ではなく文章単位で変わるため、1記事の中でもどんどん変化していきます。読者の気持ちを先読みできない記事は、自己満足な記事になりやすいです。
自分が書きたいことや書けることだけを書いて、読者にはモヤモヤが残ってしまっているケースが本当に多いです。記事は読者のために書きます。記事の主役である読者を置き去りにしてしまっては本末転倒です。次の例文は婚活方法を解説した記事を想定した文章です。
婚活で重要なことはたくさんの女性に会うこと、打席に立つ回数を増やせば、ヒットを打てる確率も上がるからです。
記事内のこの文章を読んだとき、読者にはさまざまな疑問や不安が生まれます。
・そもそも女性と話すのが苦手だから、たくさん会うのはキツい
・たくさんの女性に出会えていれば、今頃こんなに苦労していないわ!
・打席とかヒットとか野球のたとえばよくわからない。