はい、まだまだライティングの勉強していきます。
休日は勉強がはかどる!!



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こちらです。

 

 

09、わかりにくい指示代名詞は使わない

「これ」「それ」などの指示語は、何を示しているのかわからない場合があります。

読者の混乱を招かないように、指示語を正しく使いましょう。

 

・指示語は適切な位置に置こう

例)就職のため、東京に引っ越すことが決まった。そして今、東京に住み始めて1年が経過した。それが、私の人生第二幕の始まりだった。

読者混乱ポイント 「人生第二幕はいつ始まったの?」

・東京に引っ越してから?

・東京に引っ越して1年経過してから?

 

指示代名詞を不用意に使うと、読者を混乱させてしまう

 

リライト例)就職のため、東京に引っ越すことが決まった。それが、私の人生第二幕の始まりだった。そして今、東京に住み始めて1年が経過した。

 

指示代名詞は、直前の言葉を指すときに使いましょう。

 

 

指示語を他の言葉に置き換える

例)当社には、A事業部とB事業部がある。彼らは、今回の新しい案件に反対だ。

A事業部のこと?

B事業部のこと?

またはその両方のこと?

 

リライト例)当社には、A事業部とB事業部がある。B事業部は今回の新しい案件に反対だ。

 

・指示語は、、直前の言葉を指すときに使おう

・わかりにくい指示語がないかチェックしよう

・指示語は、他の言葉に置き換えよう

 

 

10、体言止めでリズムをつける

文章の名脇役、体言止め

 

例)高校最後の学園祭が、ついにスタートしました。クラスの出し物には、大勢のお客さんが集まりました。クラスのみんなは、大忙しで働きました。

 

ちょっと、自分で考えよ・・

高校最後の学園祭が、ついにスタート。クラスの出し物には、大勢のお客さん。クラスのみんなは、大忙しで働きました。

 

OKOK!!正解だった!他のリライト例も書きますね。

 

リライト例)高校最後の学園祭が、ついにスタート。クラスの出し物には、大勢のお客さんが集まりました。クラスのみんなは、大忙しで働きました。

 

リライト例)高校最後の学園祭が、ついにスタートしました。クラスの出し物には、大勢のお客さんが集まりました。クラスのみんなは、大忙し。

 

 

体言止めは、使い過ぎに注意

例文)高校最後の学園祭が、ついにスタート。クラスの出し物には、大勢のお客さん。クラスのみんなは、大忙し。

全体を体言止めにすると、まるで「メモ」のような文章です。冷たい印象、投げやりな印象を与えかねない。

 

・文章が単調な時は、一部に体言止めを使おう

・体言止めは、使い過ぎに要注意

 

 

 

11、重複表現を使わない

頭痛が痛い など。

 

気づかずに使ってしまう?! 重複表現

例)実際に顔を合わせて打ち合わせすることが、最もベストな方法です。

「最も」「ベスト」が重複。

 

リライト例)実際に顔を合わせて打ち合わせすることが、ベストな方法です。

リライト例)実際に顔を合わせて打ち合わせすることが、最も良い方法です。

 

例)まず最初に、アプリをダウンロードしてください。

「まず」と「最初に」が同じ意味の言葉。

 

リライト例)まず、アプリをダウンロードしてください。

リライト例)最初に、アプリをダウンロードしてください。

 

・重複表現(二重表現)は使わない

・重複表現かどうか不安なら、国語辞典や「記者ハンドブック」などでチェックしよう

 

 

気をつけたい重複表現の例

 

・あとで後悔

→「後悔」は「あとで」の意味を含むので、「あとで」は書く必要がない

後悔するorあとで悔いる

 

・断トツの1位

→「断トツ」は「断然トップ」の略で、「1位」という意味が含まれる

断トツor1位

 

・すべて一任する

→「一任」とは「すべてを任せること」なので、「すべて」は不要

すべてを任せるor一任する

 

・過半数を超える

→「過半数」は「全体の半分より多い数」を示すため、「超える」は不適当

過半数に達するor過半数を占めるor半数を超える

 

・従来から

→「従来」は「以前から今まで」「これまで」という意味。「から」は不要

従来

 

・かねてから

→「かねて」は「以前から」という意味。「から」は不要

かねて

 

・自ら自粛

→「自粛」は「自ら進んで、行動や態度を慎む」という意味なので、「自ら」は不要

自粛or自ら慎む

 

・違和感を感じる

→「違和感」は「ちぐはぐな感じ」という意味

違和感を覚えるor違和感を持つor違和感がある

 

・伝言を伝える

→「伝言」には「人に頼んで用件を伝える」という意味があるので「伝える」は不要

伝言する

 

・内定が決まる

→「内定」は「内々に決まること」を指す

内定する

 

12、同じ表現を繰り返さない

文中に同じ表現が何度も繰り返されると、単調で幼稚な文章になってしまう。

 

同じ表現を続けず、変化をつける

例)1970年に開館した当美術館では、現在、周年キャンペーンを行なっています。「芸術をもっと身近に」というテーマを掲げ、さまざまなイベントを行なっています。

 

リライト例)1970年に開館した当美術館では、現在、周年キャンペーンを実施中です。「芸術をもっと身近に」というテーマを掲げ、さまざまなイベントを行なっています。

 

・同じ言葉、同じ表現が繰り返されると、単調になる。

・言葉や表現の繰り返しを、避けよう

・表現を変えたいときは、類語じてんを活用しよう

 

レッツチャレンジ!!

練習問題①

編集部では、スタッフでさまざまなテーマを出し合い、長時間検討しています。発案者が提出した資料をもとに検討し、お客さまのアンケート結果を見ながら、さらに検討します。

 

回答いっきまーす!

編集文では、スタッフでさまざまなテーマを出し合い、長時間検討しています。発案者が提出した資料をもとに議論し、お客さまのアンケート結果を見ながら、さらに議論します。

 

あ、議論が重なってた・・

 

リライト例)編集部では、スタッフでさまざまなテーマを出し合い、長時間アイデアをぶつけ合っています。発案者が提出した資料をもとに熟考し、お客さまのアンケート結果を見ながら、さらに議論を重ねます。