私が連れて帰ろうっていったのは、うちの子(クッキー)は12歳と8ヶ月、もう老犬。

助からないって言われたのにメスなんていれたら可哀相だって思った。

とりあえずよく考えて、病院にはあとで電話しますと伝えた。

そのあと家族で話した。

うちは家族みんなが仕事してるから、もしお家に連れて帰ってきて、誰もいないときに亡くなったら…

それは嫌だってお母さんが言った。

結局、1/100の可能性と言われた選択肢をとることになった。

病院に電話してその旨を伝えると、先生から「全く餌を食べられなかったのに、ご家族が帰られたあと、一生懸命餌を食べようとし始めました」と言われた。

すごい生命力だ、この子ならもしかしたらなんとかなるかもしれない、明日の朝一で手術します…って。



翌朝、もう会えなくなるかもしれないと、早朝クッキーに会いに行った。

お母さんが「クッキーがんばれ!」って何回も撫でながら言った。

私も「がんばれ」って思いながらいい子いい子した。

正直、もう生きてるこの子に会えるのは最後かもしれないと思ったら、また涙がでた…


手術が無事に終わったとして、さらに麻酔から目が覚めてくれるかが問題とのことだった。

手術自体は30分くらいらしいけど、待合室がないとのことで、家で手術が終わる電話を待った。


1時間くらい後、病院から電話があった。

「手術が無事に終わった。麻酔からもちゃんと起きてくれた」って。

先生が、クッキーの生命力がものすごい、驚いた…って。

今夜急変しなければ、きっと徐々に回復していくだろう…って…


本当に本当にびっくりした。

だって1/100の可能性って言われてたんだよ。

先生も言いにくそうに、もうムリだって遠回しに言ってたんだよ。

手術しても助からないって…


なのに、クッキーは昨日も急変することなく、今日お母さんが会いに行ったら、ちょっとだけど回復してたって。

血液検査の数値も少しずつ回復してるらしい。

あと2、3日すれば、退院できるかもとのこと。

…すごくない?w


あんなにちっちゃいのに、すんげー生命力だと思って、クッキーを心の底からすごいと思った。

病院の先生たちも皆驚いてたらしい。

助からない子を手術するの?って言ってたって…

院長先生もこんなことは初めてだばりに驚いてたらしいw

なんというか…さすがうちの子!。゜(゜´ω`゜)゜。