改めまして、ふたりともお誕生日おめでとうございます!
ハッピーバースデー![]()
というわけで、私からは小説を書かせていただきました!!ヽ(=´▽`=)ノ
ぜひ、楽しんでいってください〜!
それでは、どうぞ(*^^*)
◇
◇
◇
☆主人公:ゆいし
・・・・・・・・・・・・
その日は、なんか全然眠れなかった!
理由?
うーん、わかんない。たまにあるじゃん、そういう日。
ベッドでゴロゴロしてたけど、ぜんっぜん眠くならない。
しょうがないから、窓のところに行って外を見た。
夜の空気ってさ、ちょっとひんやりしてて気持ちいいんだよね。
ぼーっと奥にある森のほうを見てたら――
「あれ?」
なんか光ってる。キラキラしてるやつ!
最初は星かなって思った。
でもさ、なんか変なんだよ。
丸いっていうか……
動いてるっていうか……
「……え、ちょっと待って」
目をこすって、もう一回見る。
え。
ええ!?!?
「観覧車じゃん!!」
思わず声が出ちゃった。
だって、森の向こうに、
めっちゃキラキラの観覧車があるんだよ!?
そんなの聞いたことないんだけど!?
学校の帰り道で、あのへん何回も通ってるし!
でもどう見ても観覧車なんだよね。
ゆっくり回ってるし。
しかもライトめっちゃきれい。
「ゆいしー?なにしてんのー?」
後ろから声。
振り向いたら、みーし。
私の妹。
「ねえみーし!!ちょっと来て!!」
みーしが「なに?」って言いながら窓のところに来る。
私はすぐ外を指さした。
「ほら!!あそこ!!」
みーしは目を細めて見て――
次の瞬間。
「えっ!!なにあれ!!」
でしょ!?
「観覧車っぽくない!?」
「ぽいぽいぽい!絶対観覧車!!」
みーし、めちゃくちゃテンション上がってる。
私もだけどね!
「ねえゆいし!」
「なに?」
「明日あそこ行こうよ!!」
いやでも……と思って、もう一回外を見る。
観覧車はまだ回ってる。
キラキラしてて、なんか……
……すっごく楽しそう。
「……まあ、ちょっと気になるし」
「やったーっ!行こう行こう!!」
◇
次の日。
学校が終わった瞬間、みーしが机にバンって手ついた。
「ゆいし!!行くよ!!」
いや、元気すぎでしょ!
「わかってるって!」
……だって私も気になってるし!!
だってさ、森の向こうに観覧車だよ!?
しかもめっちゃキラキラしてたやつ!!
気にならないわけないじゃん!
私たちはバッグをしょったまま、学校からダッシュ。
「絶対あったよね!?」
「うん!!あったあった!!」
そして――
森の向こうの、あの場所に到着!
「ここだよね!」
「うん、たぶんここ!」
私は昨日見た方向を指さす。
「観覧車、あそこに――」
……って言いながら、止まった。
「あれ?」
なにもない。
ほんとに、なにもない。
そこにあるのは――
ただの空き地。
草がちょっと生えてて、広いだけ。
「……え?」
みーしもキョロキョロしてる。
「え、ちょっと待って」
「観覧車は?」
「いやそれ私も聞きたい」
私たち、しばらくその場で立ちつくした。
昨日はたしかにあったのに。
めっちゃ光ってたのに!
「……夢?」
みーしが言う。
「いやいやいや!!」
さすがに二人で同じ夢は見ないでしょ!
私はぐるっと空き地を歩いてみる。
でもやっぱり、ない。
観覧車どころか、遊園地っぽいものもゼロ。
「おかしいなあ……」
そのとき。
みーしが急に言った。
「ねえ」
「なに?」
「夜になったら出るとかじゃない?」
……え。
私はみーしを見る。
みーしはニヤッとしてる。
「だってさ!」
「昨日見たの、夜じゃん?」
「だから夜だけ出るんじゃない?」
……いやいやいや。
そんなゲームみたいなことある?
あるわけ――
……ある?
昨日の観覧車を思い出す。
キラキラしてて。
ゆっくり回ってて。
なんか、普通じゃなかった。
私は空き地をもう一回見た。
そして言った。
「……じゃあさ」
「今日の夜、もう一回来てみる?」
みーしの顔が一瞬でパッと明るくなる。
「それだ!!!!」
そしてみーしは空き地に向かって指さした。
「待ってろ観覧車!!」
いや、待ってるかどうかは知らないけど!!
でもめっちゃ楽しみだーーーっっ!!!
◇
その日の夜。
私はスマホの時間を何回も見てた。
「まだ8時半かぁ……」
ベッドに座って、足ぶらぶらさせる。
だってさ!
昼に見に行ったのに、観覧車ぜんぜんなかったんだよ!?
でも昨日はたしかに見たし。
みーしの「夜だけ出るんじゃない?」って言葉も、なんかずっと頭に残ってる。
……ほんとにそんなことある?
「ゆいし」
声がして顔を上げた。
ドアのところに、みーし。
しかも。
もうリュックしょってる?!
「早く行こ」
「え!?もう!?」
「だってワクワクして落ち着かない!」
それは……ちょっとわかる。
めっちゃわかるぅぅぅううう!!!!
というわけで。
私たちは家を出て、あの空き地へ向かった。
夜の道って、昼と全然ちがう。
ちょっと静かで。
ちょっとドキドキする。
でも今日は――
めちゃくちゃ楽しみ!!
そして、空き地に到着。
「……やっぱ何もないね」
昼と同じ。
広い空き地だけ。
観覧車もないし、遊園地もない。
みーしが腕組みする。
「時間じゃないんじゃない?」
「何時だっけ」
スマホを見る。
〚 8:59 〛
あと1分で9時だな。
なんか急に静かになる。
私たちは空き地の真ん中で立って待った。
……。
…………。
スマホの時間が変わる。
〚 9:00 〛
その瞬間。
「……え?」
空き地の真ん中が、ふわっと光った。
地面の上に、金色の線がスーッて出てくる。
「え、え、え!?」
線はどんどん伸びて――
形になった。
門。
大きな門。
キラキラの金色の門!!
「「うそでしょ!!」」
門はゆっくり、ゆっくり開いていく。
ギィィィ……
その向こうから、光があふれた。
私は思わず目を細める。
そして見えた。
観覧車。
昨日見たやつ。
でもそれだけじゃない。
ジェットコースターもある!
メリーゴーランドも!
しかも全部、めちゃくちゃ光ってる!!
「「遊園地じゃん!!!」」
「ねえゆいし!!」
「うん!!」
「入るよね!?」
私は門の向こうを見る。
キラキラの遊園地。
楽しそうな音。
光るアトラクション。
こんなの――
気にならないわけない!!
「……行こっか!!」
そう言った瞬間。
みーしはもう走り出してた。
「うおおおお遊園地ーーーー!!」
いや早いって!!
「ちょっと待ってよ!!」
私もあわてて門をくぐった。
そしてこのとき。
私たちはまだ知らなかった。
この遊園地が――
普通の遊園地じゃなかったってことを。
・・・・・・・・・・・・・
後編へつづく!!