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ようこそラブラブ 

Atelier Belles Feuilles

(アトリエ・ベルフィーユ) の 涼葉えりこ です。

  

葉っぱ  葉っぱ  葉っぱ  葉っぱ  葉っぱ  葉っぱ  葉っぱ 

 

2017年の本屋大賞

第2位になった

こちらの作品を読みました。

 

 

<内容紹介(Amazonより)>

 

昭和36年。放課後の用務員室で

子供たちに勉強を教えていた大島吾郎は、

ある少女の母・千明に見込まれ、

学習塾を開くことに。

 

この決断が、何代にもわたる

大島家の波瀾万丈の人生の幕開けとなる。

 

二人は結婚し、娘も誕生。

戦後のベビーブームや

高度経済成長の時流に乗り、

急速に塾は成長していくが……。

 

本屋大賞で2位となり、

中央公論文芸賞を受賞した

心揺さぶる大河小説、ついに文庫化。

 

 

↑写真のような

分厚さにもかかわらず

2日で読んでしまいました。

 

それくらい、引き込まれた作品。

 

親子三世代に渡って

日本の塾業界に

関わってゆく物語で、 

縦軸が日本の教育問題。

  

そこに、様々な家族模様が

絡んでいきます。

 

 

いや~それぞれの

キャラが濃い!(笑)

 

のんびりおおらかで

天性の「教える」才を

持っているのに

女性には・・・の吾郎を

はじめとして

 

一筋縄ではいかない

女性の面々。

 

読んでるぶんには

面白いけど、

家族としてそばにいると

なかなかしんどいかもあせる

 

でも、だからこそ

人生の味わい深さを

凝縮して

知ることが出来ます。

 

 

印象に残った文章を。

 

 

 「あの子は人を裁いて、許さない。

 あの子、幸せになれるのかしら」

 

 人を裁いて、許さない。

 的を射ているその語を噛みしめ、

 吾郎は声を落とした。

 

 「お義母さん、父親として、

  ぼくはどうすべきなんでしょうね」

 

 「どんな子であれ、

  親がすべきことは一つよ。

  人生は生きる価値があるってことを、

  自分の人生をもって教えるだけ」 

 

(そして吾郎の義母は、

 これまで塾に振り回されてきた

 吾郎に対して

 「もうあなたも自分の人生を

 生きてもいいのでは?」

 と助言します)

 

 

ここはイタイとこ

突かれた気がして

泣けたなぁ・・・(苦笑)

 

その他にも

人々の関わりに

ほろりとする部分もあり、 

 

ラストもなかなかの

収束具合。

 

怒涛の50年間を

一緒に駆け抜けた

爽やかな気持ちになりました。 

 

 

詳しい解説は

こちらのサイトをどうぞ → 

 

 

また、このお話は来年

NHKでドラマ化されるようです。

そちらも楽しみですねニコニコ

 

 

【放送予定】
2019年1月スタート 
総合 毎週土曜<連続5回>

【出演】
高橋一生 永作博美
工藤阿須加、大政絢、壇蜜、

黒川芽以、風吹ジュン ほかの皆さん

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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お読みいただきありがとうございました音譜