言霊(ことだま)の力で

ありのままの自分・子供とつながる

はっぱです


小1の息子にカウンセリングしてもらったお話です


家族旅行で特急列車に乗った時のこと

3歳の娘が癇癪を起こし、車内でどうしてもベビーカーに乗りたいと突然泣き始めました


車両と車両の間に移動し、ここにベビーカー持ってきて乗ろうか?などなどなだめていたところ、見知らぬ女性が「1番後ろの荷物置き場の隣が空いてるから、そこでベビーカー広げて乗せてあげたらどうかな?」と声をかけてくれました

娘も「うん、乗る」と少し落ち着き、車内へ戻り、後方座席にベビーカーを広げて座りました


女性は男子小学生を連れたママでした


最終的に、自分たちの座席にベビーカーごと戻った娘は、手元にしっかりと声をかけてくれたママのスマホを持っていました

降りる駅が同じだからと、なんとアンパンマンの動画を流したスマホを貸してくれたのです


もちろんその時はお礼を言って借りました

返すタイミングいつかな、、と思いながらしばらくして、ママさんがやってきました

「お仕事のメールを返さないといけないから借りてもいいかな?」と娘に声をかけて戻って行きました


私はすごく思ったんです、しまった!と


娘が落ち着いたらすぐ返しにいくべきだった

申し訳ないことをした


でも、なんとなく後ろめたくてすぐお礼を言いに席を立てない

降りる時に改めてお礼を言おう、、、


いざ降りる時になったけれど、ベビーカーがあるからすぐには降りられない

降りた頃にはあのママさんは姿を消していました


すごく消化不良な気持ちになり、帰りながら息子に話を聞いてもらいました


私「お礼が言えなかったの。すごく助けてもらったから最後にお礼を言わなきゃいけなかったのに」


息子「なんで?」


私「、、、そっか。最初に声かけてくれた時もスマホ借りる時もお礼言ったし、もういいのか」


息子「言えなくても、心で想ってればいいんだよ!」


私「そっか、そうだね。息子すごい、ありがとう」


なんで?どうしてそう思うの?

という質問の力って本当にすごい

自分の中にある〇〇するべきという枠に気づける

魔法の言葉


〜しなければならなかったのに、できなかったと自分を責めるのではなくて、言えなかったけど、声をかけて大事なものまで貸してくれたママさんへしっかり心で感謝する


本当に大切なことは何か、見事にカウンセリングしてくれた息子よありがとう