こんにちは♪田島由美子です(*^^*)
書こうか、どうしようか、迷ったのですが
やっぱり書きますね。
※こういう記事が嫌な方は、華麗にスルーして下さい。あくまでも私の考えです。
私の住む、群馬県伊勢崎市境島村には
3年前に富岡製糸と共に、世界遺産登録された『田島弥平旧宅』があります。
そして、田島弥平旧宅は
私の家の目の前にあるので、
観光客の動員数が、手に取る様に解ります。
今、平日に訪れる観光客は
10~20名くらいです。
本当に少なくなりました。
土日祝日も、たまに大型バスが来るくらいで
あとは閑散としています。
一番、観光客が多かったのはユネスコから
勧告が出て、世界遺産登録される直前の
G.Wだったと思います。(3年前)
ぞろぞろと、大型バスで次々に観光客が
やって来て、村のボランティアガイドさんが、拡声器を使って案内をしていました。
村中が活気に溢れて、
老いも若きも、一丸となって世界遺産登録を
喜んでいました。
島村が活性化される!
誰もが、そう願ったと思います。
しかし、期待と反して
世界遺産登録された事で
島村の地域創成には、何も変化がありませんでした。
美観地区の建築基準の制約や、
農業振興地区の括りが有るために、
都市計画法により、新しい建物が建てられず、
また、(敢えて書きますが)
群馬県伊勢崎市からの予算が少ないために
田島弥平旧宅の目の前にある
『おもてなし広場』は、いまだプレハブさえも建てられずにテントで、
夏は暑い中、冬は寒空の中、
ふるさと会のシルバーさん達が
ボランティアで、観光客のおもてなしをしている状態です(((^^;)
※夏場は、あまりのテントの暑さに
お客さんが倒れて救急車が来ていました。。。
年に数度、世界遺産イベントや
世界遺産登録記念フェスタがありますが、
その時にだけ、偉い先生の講座や、
パネルディスカッションや、
シンポジウム、ワークショップ、
郷土芸能、食べ物屋さんの出店や、
スタンプラリー、等の賑わいがあります。
でも、そのイベントが終わると、
また閑散としています。
その時だけ、なんです。
島村が活性化したわけではなく、
本当に、イベントの時だけなんです。
一過性で。お祭りが終わると
また、元通り。
村が活性化したわけではなく
継続化していません。
田島弥平旧宅の間近にある
廃校になった、島小学校を再活用して
(※寒空の中でおもてなしをしなくても、島小学校を利用すれば、調理室も電気もガスも水道もあります)
何か安定した事が、出来ると思うのですが、
1階が資料館になる予定以外に、
いまだに、何も動いていません。
本当に、もったいないです。
(※調理室は2階に有るので、2階を有効活用出来ると思います。)
こんな事を書くと、
色々と言われちゃうかもしれないのですが(笑)
思い切って、問題提起してみます。
島村への愛情ゆえにです(笑)
もしも、島小学校でカフェや
地場野菜の販売や、
お土産物屋さんや、レストラン等が
出来れば、
そこで、シルバーさんも
若い人達も一緒に働けたら。
一過性ではなく、継続できる形で。
(※似た様な限界地域の新潟県長岡市山古志村の廃校『島田小学校』は、長岡の地場野菜を生かしたレストランバーグと、アルモニアというこだわりの手作りパン屋さんが入り、長岡市が提携して、助成する就労支援施設として地域創成に成功しています)
視点を変える事で、
島村でも、山古志村の様に、長岡市の様に
きっと何かが、始まるのではないでしょうか。
何も建てずに、予算も多く取らなくても、
今、あるものを生かせる、と思います。
箱も、人材も。
あるものを、生かして。
皆さんは、どう思いますか?
