続きです♪
『養蚕新論 田島弥平』(明治農書全集第9巻抜粋) ぐんま島村蚕種の会 編纂発行

(島村見本桑園から見た夕焼け空♪)

3月頃になってから、貯蔵していた箱の中から、蚕種の貼り付いた紙を取り出して
暖かく日の当たるところへ、立て掛ける時と同じタイミングで!(^人^)
お蚕さんも孵化するタイミングなんですよ!
自然の法則を守ること。
ずーっと宇宙永劫に、これは宇宙の法則だから間違いないのです♪
桑の葉が出る時と、蚕がいっせいに孵化するタイミングが同じなんですよ!
不思議だけど、桑の芽が出る時に、お蚕さんが孵化して
逆に、お蚕さんが孵化すると、桑の芽も出てくるわけですよ♪
お母さんが臨月で出産するのも
お蚕さんが八十八夜前後に生まれるのも
全部が宇宙の法則で、自然に決められている事だから(*^^*)
だから
あまり気を回し過ぎて、人工的に宇宙の法則に逆らうと(;´д`)
タイミングが狂い
『孟子』の訓話の中の愚かな宋人のように、せっかくの恵みを受け取れませんよぉ~~。あらら。
だから、桑の芽が出るのが遅いなと感じても、蚕種を取り出すのを、敢えて遅くしなくてもいいんですよ。
また、桑の芽が早く出ても、蚕種を取り出すのを早くしなくてもいいんですよ。
※註釈 『孟子』の訓話の中の宋人は、早く苗を育てようとして、間引きをして失敗してしまいます。
弥平氏は、養蚕を人間の子育てと同じように考えて、なるべく宇宙の法則に合うように、自然のままに、急がずに清涼育で、風通し良く、ゆっくりと育てて、
お蚕さんを病気から守り、質の良いシルクを作る事を終着点と考えていました。
ゆっくりと育つものは 良く育つ。
弥平氏の丁寧で真摯な、お蚕さんへの
子育て論が書かれていますね(*^^*)
続く♪
Android携帯からの投稿