*カラスの写真があります。苦手な方はご注意を!
この子たちは、ハシボソガラス。
仲良しのカラスは2組いて、
両方ともボソだけれども、この子たちはワカモノ組。
しばらく姿を見せてくれなくてちょっと心配していたんだけど
少し前にせっせと巣に枝やらなにやらを運ぶ姿を見かけたので
巣作りで手が離せないんだなって、ちょっと安心したの。
自然界の春は忙しいんだよね、きっと。
今日も会えないと思っていたので
犬たちにおやつをあげたり、スマホを眺めたりして
全然回りを見ていなくて
「さあ、行こう」と立ち上がったら、
実はすぐ近くに来てくれていた。
会うのは久しぶり
この子たち、
去年の夏には子どもを見せに来てくれた
きっと春に生まれた子で
そのころは
もう大人のカラスとあまり変わらない大きさではあったけど
目が思いっきり子どもで、いかにも「赤ちゃんで~す!」という感じだった
はじめて会ったときは植え込みの陰の地面の上にいて
猫に狙われないかハラハラしたし
「もしや怪我をしているのでは?」と心配で。
以前、鳩の雛を保護したことがあるんだけど
「明日まだ動けないでいたらひとまず保護しなくちゃかも」とか
真剣に考えたり。
でも翌日は、ちゃんと両親と一緒に別のところから現れて
安心したなぁ。
(右側が赤ちゃんガラス。もう大きいけど・笑)
ちょうどそのころ本格的に巣から出て飛ぶ練習を始めたのだろう、
数日後には親ガラスたちが誘導して
電線から木に…というように短い距離をぎこちなく飛んでいて
思わず声援を送ってしまった
あの子は秋が深くなるころまで親たちと一緒に行動していたけど
もう一緒の姿を見ることはないので
今はきっとひとり立ちしたんだろうな。
今は次の子を育てているのかも。
フタリ揃って姿を見せたということは、
卵を温める時期じゃないということだものね。
カラスがいると、
「うわ、カラス」っていやな顔をして通り過ぎる人がいっぱいいるけど
私は昔からカラスを眺めるのが好きだった。
近くで見ると「綺麗だなぁ」と思うし
姿形もすごくカッコいい
私の友だちは
以前カラスに頭をつつかれたことがあって
実際にそんなことをされたりすると怖いと思うのは仕方ないと思うけど
頭をつつくことがあるのは
きっと子育て期で、子どもを守りたい本能からだろうし、
ただイメージだけで嫌わないでほしいなーと思います。
子育てしている彼らを見ていると
本当に一生懸命で、どんな動物も同じだなぁと思う。
犬とお散歩する毎日でなければ
こんな風にカラスと仲良くなれることなんてきっとなかっただろうなと思うと
犬の散歩ってホント、世界が広がってお得です