感情的になることは悪いこと?

皆さんは、感情的になるという言葉を聞いて、

どんなことを感じられるでしょうか。

 

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私は、今は独立して、自分で仕事をしてるんですけれども、
昔は組織に属していました。

 

で、たくさんの人がいる中で、

お客様とか、同僚とか、上司とか、部下とか、

いろんな人たちと仕事をする中で、

 

やっぱり、特に仕事の場面だと思うんですけど、

感情的になるっていうこと、

あんまりよく捉えられてないなっていうことを、 

肌身でずっと感じてきました。


なので、私自身も無意識のうちに、
感情的になることは良くないことだっていう風に、

どこかで刷り込まれていた感じがしています。

 

仕事で感情的になっちゃう人、

例えば、怒ったりとか、

 すごく慌ててしまったりとか、

あとは、情熱的 になりすぎてるような人とか、

 

そういう人を見ると、

すごく逆に冷めてしまうみたいな感覚を持っていました。

 

 

感情に対して、無意識のうちにネガティブな捉え方をしているかも

で、私の周りで仕事をしていた人たちにも、

何度かタイミングがあって、聞いてみたことがあるんですけど、

 

やっぱり、感情的になることは、良くないことだとか、

あとは、感情をコントロールする必要があるものだとか、

 

感情を感じることに関して怖さがあるとか、

そういう風に捉えている人たちの声を聞いたことも、

少なからずあったなという風に感じています。

これは何も仕事の場面だけではないと思うんですけれども、


プライベートで、 例えばですけど、

家族とかパートナーとかと、何か口論になった時ですとか、

イメージしていただくと、わかりやすいかもしれないなと思います。

 

 

口論になった時に、感情に任せたまま、

怒りをわーっと発散するとか、そういう人に対して、

あんまり感情的になると、ちゃんと話ができないから、

冷静になって話をしましょうとか、 

 

そういう風に言ったりとか、

もっと冷静になって話をしたいのにって、

感情的になっている相手を見ながら感じるというようなことも、

 

もしかしたら、多いんじゃないかなと思います。

 

そういうことから考えると、私たちはどうも、

感情的になるとか、感情的な人とかに関して、

 良くないイメージを持っていたりとか、

 

無意識的にそんなふうに捉えちゃってるところが

少なからずあるんじゃないかなと思います。

 

 

実は、感情は自分らしくあるための、とても大切なセンサー

ですが、私はいま、
感情って、ものすごく自分の人生を生きる上で、

また、自分が自分であるために、

 

とてもとても大事なセンサーだという風に感じています。

 

例えばですけど、

自分自身が何が好きなのかとか、何がほんとに嫌いなのかとか、


そういうことを、どれだけ感じて、

日々過ごされているでしょうか。

 

私自身は、自分自身が昔は感情的であることを

良くないことって思ってたので、

 

自分の感情自体も、

割と無意識のうちに抑えて

生きていたっていう時期がとても長くありました。

 

その当時の私は、

そこそこ好きとか、そこそこ嫌いとか、

そこそこ幸せとかはわかるんですけど、

 

めちゃくちゃ幸せとか、めちゃくちゃこれが好きとか、
自分の内側から情熱がわっと湧き上がってくるぐらいの幸せとかが、 

あんまりわからなかったっていう記憶を持っています。

 

 

そうすると、自分の人生を生きる上での指針が

どこにあるのかっていうのが、よくわからなくなるんですよね。

 

 

これって、他人に

「私、これほんとに好きって思ってるんでしょうか?」

って聞いても、周りの誰も分からないというか、

 

 私の好きは、私にしか感じられないので、

感情とか、感じるっていうことに 蓋をしたりとか、抑えていると、
自分自身の生きる指針になるようなものが、

つかみづらくなるなって思っていました。

 

感情を感じることは、人生の指針に繋がっている

逆に、今は、感情を感じることとか、

感情的であるっていうことは、


とても、自分の人生の指針を知っているとか、

そこに繋がるとか、
自分の人生を生きる上で、

とても大事なことだなと思っています。

この感情を感じるとか、

感じるっていうことを呼び覚ましていくには、

どうしたらいいかとか、

 

そういう話は、また、機会があれば、

どこかのタイミングで追々お話していけたらいいなと思います。