いつも読んでいただいてありがとうございます。
不登校解決カウンセラーの田中です。
今回はメルマガの転載です。
このブログは5月5日に書いています。
皆さんいかが過ごされたでしょうか？
ＧＷ明けは不登校が急増する時期の一つである
というのはご存じでしょうか？
他は夏休み明け、11月頃、冬休み明け、3月頃があります。
実は4月入って不登校になるのは
それほど多くはないんですね。
これについては下記の動画で詳しくお話しています。
この動画でなぜＧＷ明け後に不登校が増えるのかついて
詳しくお話していますので、ぜひ見てくださいね。
で、ここからはもし子どもが不登校になった場合について、
どうしていけばいいのかについてお話したいと思います。
基本、子ども理解→支援という順番です。
もし、子ども理解を丁寧にやった結果、
「単に怠けやサボりで学校に行かないんだな」
というのが見えてくれば、
強引に学校に戻すという選択をすればいいでしょう。
子どもが親の言うことを拒否するのであれば
復学支援を使うのも有効です。
ただ、上記のケースは結構稀であることが多いです。
大抵は学校が合わないことに対して
心身が疲弊してしまい、GWで緊張の糸が切れて
不登校になったというケースがほとんどです。
もちろん、子ども自身も
「学校に行けない」ということについて
心の整理ができていません。
「何で学校に行けないのかわからない・・・」
という状態なのです。
このときに親にしてほしくないことは、
「子どもは学校に行きたがっているんだ」
と思って、何とか学校に戻そうとすること。
本当に学校に戻りたいと思っているのかは、
子ども自身もよくわかっていないことが多いです。
「このまま不登校が続いたらヤバいことになる」
と思っているに過ぎません。
私が提案したいのは、
まずは子どもがゆっくりと
心の整理ができる時間を
持たせるということです。
実はこの「心の整理」をするのに
結構な時間がかかることが多いのです。
※フリースクールに行く子が少ないという
理由でもあります。
その中で、「明日は学校に行ってみる」と言うかもしれません。
そして当日になって「無理だ」と現実に直面することもあります。
そうした繰り返しの中で、
「どうすればいいのか」を子ども自身考えていくようになります。
このプロセスを親もどっしりと構えて見守ることが大事なのです。
これを無視して、「何とか学校に行かせよう」とすると、
子どもの心がグチャグチャになったまま、
前に進んでしまいます。
これが非常にマズイ・・・。
「これで自分は大丈夫だ」という確信が持てないまま、
前に進みだすものだから、何かあったらすぐに崩れてしまいます。
そして行くことができなくなります。
これが自分で選んで学校に行きだしたのであれば、
自分の力で振り返ることができます。
でも親や周りの大人が無理やり行かせたとすれば、
「あの人たちのせいで」と他責思考になります。
そこででてくるのは、周りへの怒りです。
そうなると、
自分を冷静に振り返ることができなくなります。
だからこそ、大事なのは、
子どもの心の整理のプロセスを見守るということなのです。
その結果、学校に戻りだす子もいるし、
戻らない選択をする子もいます。
親ができるのは、そのプロセスをどう応援するか「だけ」なのです。
もちろん、それがスムーズにできる親は少ないでしょう。
親の心の中でも
「学校に行かなかったらどうしよう！？」という
不安が常に付きまといます。
こうした不安や焦りに向きあいながら、
子どもの心の整理のプロセスを応援するしかありません。
だから多くの親は試行錯誤しながら
自分自身と向き合いながら、
子どもの成長のプロセスを応援する術を学んでいきます。
私のカウンセリングはそのプロセスを共に歩むことです。
そのためには
というステップが必要になります。
このステップについて詳しく知りたい方は
下記のセミナーに参加していただくと
詳しくお話させていただきます。
この中で私がどういうカウンセリングをしているのか
料金体系も含めてお話していますので、
興味ある方はぜひご参加ください。
直近は
5月15日(水) 10時～12時
5月25日(土) 14時～16時
です。
ではでは、今日はここで失礼いたします。
よいGWをお過ごしくださいね。
それでは失礼いたします。
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