いつも読んでいただいてありがとうございます。
不登校専門心理カウンセラーの田中です。
以下の質問が届きました。
不登校の問題で、起立性調節性障害と診断がつく子は
非常に多いですね。
そのため、起立性調節性障害が不登校の原因だという
専門家もいるくらいです。
この質問にお答えする前に、
まずは起立性調節性障害について軽く触れておきましょう。
起立性調節障害(起立性低血圧)とは、
自律神経失調症の一種で、
とくに10歳から17歳ぐらいの成長期にある
子が発症しやすいと言われています。
血流が悪くなったり、自律神経のバランスが崩れたために
起こるのだと言われていますが、
その詳しい原因は完全には解明されてはいません。
治療の基本は
適度な運動と水分・塩分摂取、生活リズムの改善です。
場合によっては薬物療法も併用されれることがあります。
先ほどの娘さんのお話で言えば、
医師の指導には十分従っているけれども、
効果が出ているとはいいがたい状態です。
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さて、これは田中の経験則からの見解ですが、
起立性調節性障害を訴えるお子さんの傾向として、
- 慢性的なストレスにされされている子
- ストレスが出てきやすい子
症状が出てきています。
娘さんは非常に几帳面で、
周りから言われたことを守ろうとする
傾向があるのではないかと思います。
娘さんに合っていたのかどうかです。
合わせてしまう子ではなかったかと思います。
頭痛が出てきて学校に行けなくなってしまった
と推察します。
かなり自律神経のバランスが崩れてしまっているようにも
思えます。
娘さんの中で無意識的に頑張りすぎてしまい、
その結果、エネルギー切れを起こしてしまった結果、
朝起きれなくなっている状態になっていると思われます。
寝る前のスマホをしないなんて、
逆にすごいと思いますよ。
気持ちがあると思うのですが、
そのために自分らしさがなくなっているということが
あるのではないでしょうか?
何とも言えないのですが、
おそらくお母さんに対しても
「自分はこうしたい」となかなか言えない子ではないかと
考えられます。
まずは娘さんとの日中のコミュニケーションを
たくさん取ってみてください。
「あ、そうなんだ!」と反応してみてください。
作っていけると良いと思います。
いろんな方法や手段がありますが、
安心して日中過ごしたり、
お母さんに気持ちが話せられるようになると、
少しずつ気持ちが安定し、自律神経も安定していく
可能性が出てくると思います。
少しずつ自分で立ち直ろうとされていくのではないかと
思います。
起立性調節障害となるまで、
気持ちを抑え込んできた子である可能性は十分高いなと
お母さんからの質問を読んで感じました。
そのため、3つのいく(育)を通して、
まずはこの子らしさを伸ばしていくことが、
立ち直っていくカギとなると思い、
上記の提案をさせていただきました。
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