いつも読んでいただいてありがとうございます。
不登校専門心理カウンセラーの田中です。
さて、八尾市で講師をした後、
すぐに新大阪まで出て、新幹線に乗って東京に行きました。
↑駅弁最高でした!
2月19日に箱庭療法学会全国研修会に参加するためです。
本当は当日に行っても良かったのですが、
寒波で新幹線止まったら嫌だと思い、前乗りしました。
この研修会で学んだことをシェアしたいと思います。
全大会では梅村高太郎先生が、
思春期の男子の心理療法というテーマでお話しされました。
そこでは「男子は女子と比べて心のSOSを身体で表現しやすい」
この身体で表現するということを専門的には「身体化」
確かにスクールカウンセラーをしていた時の印象ですが、
女の子は言葉でのカウンセリングがしやすかったです。
例えば、人間関係での悩みの相談でも、
「あの子は多分こう思っているけど、
とかなり裏の裏を読むというか、
心の深い部分を言葉で表現してくれました。
そのため、言葉だけのカウンセリングでも対応しやすいのです。
一方で、男の子の場合は、
そこまで複雑なことは少ないです。
「あいつむかつくし」「本当に嫌だ」
といった感じで、
もちろん、
女子でも男の子っぽい心理傾向を持つ子はいますし、
男子でも女の子のような繊細さを持っている子もいます。
ただ、割合としては、
女の子は言語で自分の悩みをしっかりと話せるのに対して、
男の子はそれが中々できないという印象があります。
だから、不登校の子を持つお母さんと話をしていると、
女の子の場合はいろいろと話してくれるの大して、
男の子は全く話してくれないということが結構あるのです。
で、ここから大切なのですが、
私たちが心の中でモヤモヤや葛藤があったとき、
それを言語化することで整理していくことができます。
この
言語化→整理→すっきり→気づき
という過程が大切なのですが、
男の子の場合はそれがなかなかできないのです。
そうなると、心のモヤモヤや葛藤を吐き出したり、
苦しい・限界だということを知らせるための手段として
「身体で表現する」ということになります。
ようは
「よくわからないけど、頭が痛い、お腹が痛い」
他にも咳が止まらなくなる、
アトピーやぜんそくが悪化する、
急に体が動かなくなるというケースもあります。
でも、
心のSOSが体に出てきてしまっ
ということでもあるのです。
これは不登校臨床をしているとすごく納得します。
じゃあ、どうするかというと、
そうした心のSOSを
しっかりと言葉で言えるようになることです
研修会では「主体性を作り上げる」と言っていました。
そのためには、ある程度自分が壊れても
受け止めてくれるという安心感が必要だということ。
その中で少しずつ作り上げていくことで、
主体性が育ち、身体化に頼らずに生きていくことが
できるようになっていきます。
今回学んだことをまた明日からの臨床で活かしていきたいと思いま
また、心の葛藤の身体化ということについては、
私の中で整理がついたら、勉強会でお話ししたいと考えています。
今日はここまで!
では、また会いましょう♪
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ではまた♪


