いつも読んでいただいてありがとうございます。
不登校専門心理カウンセラーの田中です。
渋谷で親子が刺された事件には本当に驚かされました。
被害者の親子が無事に回復されることを心から祈っております。
ちなみに、
犯人は女子中学生であったことや、
不登校だったことなどが今日のニュースで取り上げられています。
こうした報道は真実を知るためには必要だと思います。
しかし、その一方で危機感も感じます。
それはこのニュースを見たお母さんが
「うちの子も不登校だし、親子の会話もない感じがする。
将来この女の子みたいに犯罪を犯したらどうしよう!!」
と不安に感じる親が増えるということです。
そして、不安のまま子どもを押さえつけるような
不登校解決法(例えば、無理やり支援につなげるなど)を
取ろうとするのではないかと危惧しています。
そんなことをすると、
子どもの心は一気にぐちゃぐちゃになってしまいます。
ただ、一つ言わせていただければ、
この犯人の女子生徒のお母さんも
自分の娘のことに対して一生懸命だったはずです。
じゃないと塾に行かせたりしませんからね。
娘のことを愛していたと思います。
子どもの将来を心配していたと思います。
でも、どこかで娘さんとズレていたと思います。
お母さんの愛情は
うまく伝わっていなかったのだろうと思います。
これは推測ですが、
この犯人の女子生徒は合わない学校の中で、
自分らしさをどんどん消耗していったんじゃないかと思います。
3つのモウが起こっていたと思います。
これによって、周りに合わせるだけで、
自分の気持ちを出すことができないまま
生きてきたんじゃないかと思います。
そうなると
「早く死んで楽になりたい」と思うほど
心がグチャグチャになったんだろう
と勝手ながら推察しています。
この子の「自分が出せない苦しさ」に親が少しでも気づいて、
この子の感性に少しでも気づいていたとしたら
こんな事件は起こらなかったんじゃないかなと思うと、
胸が苦しくなります。
この子は自分らしさが分からなくなった結果、
心が壊れてしまったような気がしてなりません。
私のケースでも
もし私が提案している方法をお母さんが
受け入れていなかったら
この子は今頃どうなっていたんだろう・・・?
と考えてしまうケースはたくさんあります。
この女子生徒と同じ運命をたどっていたんじゃないかなと
思わざるを得ない子もいました。
ちなみに、私が提案していることは
次のステップで支援していくということです。
私はこれを「3つのいく(育)」と呼んでいます。
この3つのステップを踏まないと、
不登校の解決はあり得ないと考えています。
しかし、世の中は
これを抜きにした不登校支援が結構多いのです。
まずは別室登校に行ったら・・・
そろそろ進路を考えさせたら・・・
とりあえず塾に行かせたら・・・
といった「どうするか」だけを考えてしまうと、
子どもの心は成長しません。
その結果、子どもは自分の心を守るために、
今回のような事件を起こすこともあるのです。
この子が何を悩んでいるのか、
どういう風に世界をみているのか、
この子の何を守らないといけないのか、
そこに目が向けることの大切さを痛感しました。
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ちなみに、このブログを読んでいる方へ
ぜひ伝えたいことが一つあります。
それは、子どもを理解し、親子が成長すれば
子どもを心から受けいられるようになります。
それができれば、こういった事件は
未然に防げるということです。
だから、悲観にならないで、
子どもとどう向き合っていくか
そこを考えていくことが大事だと思います。
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私のミッションは、
不登校でも幸せな人生を送れる子どもを増やし、
そして、不登校だからこそ幸せになれた親を増やすことです。
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読まれた方からは
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・子どものことが理解できた!!
・なぜ学校に行けないのかが見えてきた!!!
と感想を頂いております。
今日はここまで。
ではまた♪



