いつも読んでいただいてありがとうございます。
不登校専門心理カウンセラーの田中です。
不登校の子どもをサポートするためには
親自身の自己理解や気づきがとても大切です。
詳しくは下記のセミナーでお話しています。
今回お話したいのは、
不登校を悪化させる３つの親の「べき」です。
それは、以下の通りです。
- 子どもを変えるべき
- 不登校の原因を解決するべき
- 親としての責任を果たすべき
この3つの「べき」を抱えたまま子どもと関わろうとすると
どうなるでしょうか？
もちろん、息苦しくなりますよね。
親もどんどん苦しくなりますし、
子ども自身も苦しくなってしまいます。
この根底にあるのは、
「人や出来事を変えないといけない」
という信条なんです。
こう相手を変えよう、周りを無理やり変えようとすることを
選択理論心理学では「外的コントロール」と呼びます。
基本的に大事なスタンスとして、
過去や他人、出来事を変えることはできません。
これを変えよう、変えようとすると、
変わらない出来事にどんどん苦しくなってしまいます。
また人は無理やり変えられることを嫌う生き物です。
親が子どもを変えようとすると、
子どもは大きく反発するようになります。
というよりも、自分を変えようとする親から
自分を守るために全力でエネルギーを注ぎます。
つまり、自分と向き合って成長するのに
エネルギーを注げなくなるんです。
その結果、不登校の悪化につながります。
また、原因を何とかしようしたり、
親の責任を果たそうと頑張りすぎると、
かえって親が疲弊してしまいます。
その結果、子どもの生きる力を伸ばすことに
エネルギーが注げなくなってしまいます。
不登校の本当の解決は
「子どもが幸せに生きていく力を獲得すること」です。
この３つの「べき」を持っていると
不登校解決がどんどん遠ざかってしまうということを
頭の片隅に置いていただきたい思います。
じゃあ、どうすればいいのかについては、
不登校支援セミナーで詳しく取り上げて
お話をしています。
よければご参加くださいね。
この機会に不登校の正しいサポートの仕方を
ゲットしていきましょう。
不登校の子をも持つ親だけではなく、
カウンセラーや教師と言った専門家の方も
参加していただいて大丈夫ですよ！！
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今日はここまで。
ではまた♪