いつも読んでいただいてありがとうございます。
不登校専門心理カウンセラーの田中です。
唐突ですが、質問です。
不登校が改善していくときって、
子どもにどんな変化が起こっているのでしょうか？
よく不登校の解決のブログとかを読んでいると、
ある日急に子どもが学校に行きだすので、
親としては「なんで行けるようになったのかわからない」
と訴えるケースが多々あります。
でも、その場合だと再不登校になる可能性は高いです。
なぜなら、子どもの変化を
しっかりと気づけていないからなんです。
不登校の子どもが劇的に変わって学校に行けるようになる
もちろん、そうしたケースもなくはないのですが、
その場合の予後はあまり良くないことが多いです。
多くは「親が喜ぶために行く」だったりします。
ようは「自分らしく幸せに生きる」という
本当の解決のゴールが達成できないまま
学校に戻っているんですね。
本当の改善は、
地味な変化の繰り返しです。
よく見ないと気づかないような変化の繰り返しなのです。
例えば、今までお母さんに全く言い返せなかった子が、
少しだけちょこっと言い返すようになった。
それくらいの変化です。
大事なのは、その変化に親が気づけるかどうかなんですね。
だからこそ、親がカウンセリングを受けて、
少しずつ気づいていくということが大事なんだと思います。
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今日はここまで。
ではまた♪