不登校専門心理カウンセラーの田中です。
昨日は尼崎市のいくしあのオープン会議に参加してきました。
「いくしあ」とは子どもファーストと言うコンセプトのもと
虐待や貧困、不登校、ひきこもりといった
子どもが抱える課題のサポートしている市の総合施設です。
ここでは児相や家児相、教育支援センターなどが
併設されているんで、ワンストップでの対応をしています。
昔は教育センターや児相・家児相は別のところにあったりしたので、
このようにワンストップでできる仕組みが構築されているのは
ありがたい限りです。
ちなみに、尼崎市は出席認定されるフリースクールを
一覧表で出している市でもあります。
こうした取り組みはすごいと思います。
いまだに「フリースクールのことを学校に行ったけど
出席認定してもらえなかった・・・」と
落ち込んでいるお母さんもいるぐらいで・・・。
ちなみに私が参加した理由は、
尼崎市の不登校支援の取り組みを知りたかった・・・
と言うのが大きいです。
最近はいろんな市の取り組みを見て回ることが多いので、
とても勉強になりました。
市の方に許可をもらって撮影しました。
ブログに載せるのもOKしてくれたので、
ありがたい限りです。
ちなみに、会議ではワークショップ形式で
グループになっていろんな意見を出し合いました。
一般社団法人アミールの方や
就労支援をしているチャレンズの職員さん
尼崎市の保健福祉センターの方や
市議会議員の池田りな先生など、
いろんな方と意見交換できたことが何よりも大きかったです。
また、オリーブの木のサポーターをされているKeikoさんとも会いました。
とても和気あいあいとした時間が持てました。
ちなみに、私が出した意見は、
・尼崎市に不登校特例校を作ってほしい
・SCのZOOMカウンセリングや教師のZOOM面談などICTの充実
・ひきこもり支援に関する法律を作ってほしい
・子どもを理解するためのセミナーを充実させてほしい
と言うことです。
実際、熊本市ではスクールカウンセラー(SC)が
ZOOMでカウンセリングをするという取り組みがなされていて、
それでカウンセリング登校につながった事例もあります。
せっかくコロナ禍でオンラインが充実したのだから、
(一説ではコロナ禍でオンラインの普及が10年早まった・・・
なんて言われています)
もっと、それを不登校支援に取り入れていくべきだ!
と言うのが私の意見です。
こうした場にもっと出ていって、
さらにいろんな人との交流の場を持ちたいなあと思いました。
不登校支援は一人や一つの団体が頑張っても
改善することはありません。
やはり、多くの人の協力があって、
そして不登校に対する考えを改善していくことで
もっと彼らが才能を発揮する社会になっていけたらと思います。
そのために、不登校で幸せになれた親子を増やしていくために
今日も頑張りたいと思います。
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今日はここまで。
ではまた♪


