不登校専門心理カウンセラーの田中です。
不登校の数は年々上昇しています。
平成3年の時は6万6千人だったのが、
令和2年では19万3千人となっています。
最近は不登校の未来は明るいと言いますが、
その一方で、生活保護になったり、
ひきこもりになってしまう人も数多くいます。
私は生活保護の就労支援のアドバイザーをしているので、
そうした方のお話を聴くと、元不登校の割合が多いのです。
その親たちも頑張って
通信制高校に通学させたりしていたようですが、
それでも社会で生きられなくなって
生活保護やひきこもりになっている人がいるという現実があるのです。
中にはスクールカウンセラーや専門家の相談を受けていた人もいます。
なぜこんなことが起こるのでしょうか?
その理由は「子どもを理解してから改善点を見つける」という
ごくごく当たり前のことをしていなかったためです。
多くのセミナー講演では「まずはこうやりましょう」と、
ノウハウを教えることが多いです。
そしてカウンセリングや相談をしても、
「こうしてみましょう」と対処法を教わることが多々あります。
そのやり方が子どもに合っていたらいいのですが、
合わなかった場合、子どもとの関係は一気に悪化し、
そして不登校は長引きます。
子どもを理解する方法が圧倒的に不足している。
これが不登校が中々解決できない理由なのです。
私の場合、幸運にもエニアグラムに出会い、
子どもについて「生まれつき性格」という観点から
理解することができるようになりました。
特に不登校のお子さんの多くは
私と同じ〇〇タイプなので、感覚的にこの子がどう考えているか、
そしてどう関われば前を向くようになるかが見えてくるようになりました。
さらに言えば、
生まれつき性格によって合う支援と合わない支援があります。
理解すること→支援を考える
この順番で考えていくことが
不登校解決の一番の近道です。
理解の前に支援をしてしまい、結果として不登校が悪化したり、
長引いたりするケースはたくさんあります。
だからこそ、このブログを読んでいるお母さんや支援者の方は
「子どもをどう理解するか」と言う視点で
関わっていっていただきたいのです。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
いよいよ今週の日曜日開催となりました。
「グループカウンセリングin東京」です。
まだまだ残席ありますので、「この機会に!!」と言う人はぜひご参加ください。
普通のセミナーや講座と違うのは、
「子ども理解に特化している」ということです。
そのため、一人一人丁寧にお話を聴いたうえで、
子どもの理解を深めていき、
そこからどうすればいいかを一緒に考えていきます。
日時は、5月8日(日)13時~17時
場所は東京の銀座です。
参加費は
(オンラインスクールに入っている方は特典割引あり)
実は不登校が増えるのはゴールデンウィークの後です。
皆さんと東京でお会いできることを心より楽しみにしています。
詳細や申し込み方法は↓をクリック
今日はここまで。
ではまた♪
