いつも読んでいただいてありがとうございます。
不登校専門心理カウンセラーの田中です。
今回はちょっとアカデミックなお話です。
なので、数字とかが苦手な人はごめんなさい。
また、今回はネガティブな話なので、
それも苦手な方がおられましたら申し訳ないです。
精神科医の医師で松本俊彦先生がいます。
自殺や自傷行為の研究や、依存症などの研究をされている方です。
下記の本とかは有名ですね。
で、その松本先生ですが、不登校新聞に度々出ておられて、
下記のような文言を話されていました。
2月15日発刊の分ですね。
お試し購読で読めるので、興味のある方は是非読んでみてください。
で、この記事で、松本先生は次のようなことを話しています。
「10代や20代で亡くなられた方の多くが不登校を経験していたということ。
これはある程度予想していたことではありましたが、私が驚いたのは別の事実です。
じつは、そのうちの75%の方が学校復帰をしていました。
一時的に不登校になったものの、わりと速やかに学校復帰していたんですね。」
実はいろんなところで、この話を言っているので、
知っていたのですが、研究の出どころはどこにあるんだろうかと思っていました。
で、見つけたんですよ。
以下の厚生労働省のホームページにありました。
そこの「200935007A0007.pdf」というファイルに研究データの報告がまとめられています。
正直言って、納得しました。
私は常々学校復帰をゴールにすると悪化すると話しているのですが、
実際に不登校の子どもの内、学校復帰をしていた子の自殺率が高いという研究データ。
こうしたことは、奥地圭子さんはじめ多くの専門家が指摘しています。
あなたはこの研究データを見て、どう思われましたか?
ちなみに、私の感じたことについてや思うところについては、
以下の記事に記載しています。
ご参考までにどうぞ!!
それでは失礼いたします。
ではまた!
