こんにちは
いつも読んでいただいてありがとうございます。
不登校専門心理カウンセラーの田中です。
このブログは不登校のお父さんやお母さん以外にも、
カウンセラーなどの専門家も読まれています。
私自身はまだまだ至らないカウンセラーですが、
今回は「一流のカウンセラーと三流のカウンセラーの違い」についてお話をさせて頂きます。
これは精神科医の神田橋先生が言っていたことですが、
「精神科治療の失敗の多くは見立て不足にあること」とはっきり言っています。
見立てというのは、クライエントを理解して適切な支援方針を作っていくということです。
三流カウンセラーの多くはこの見立てる力が非常に弱いということです。
見立てるために必要なのは情報収集力で、そのために必要なスキルは「話を聴く」ということ。
三流カウンセラーの多くは話を聴かないために、情報が全く集まりません。
そのため、少ない情報で見立ててしまうので、適切な支援が全くできないということになります。
二流カウンセラーはある程度話を聴いて情報を集めようとします。
また、その中で自分の過去の経験則やクライエントとの関わりと照らし合わせて、「今このクライエントに大事な見立ては何だろうか」と一生懸命考えます。
一流カウンセラーになると、臨床経験も豊富になるため、少しの情報でも適切な見立てができるようになります。
ちなみに、三流カウンセラーの多くは自分の支援がうまくいかない時、クライエントのせいにします。
「こんなクライエントだから支援がうまくできない」とぼやきます。
本当に支援がうまくいかないのであれば、もう一度理解しなおして別の支援方針を打ち出すことが最善手です。
それをしようとしないところに三流カウンセラーのまずさがあると思います。
ただ、ここまでマズい三流カウンセラーはほとんどいないと信じたいところです。
多くの方は二流カウンセラーじゃないんじゃないかと思います。
なので、カウンセリングを検討される方は安心してカウンセラーのもとを訪ねればいいと思います。
ただし、話を聴かずにあてずっぽうに「こういう風にしたらいい!!」というカウンセラーに会ったら、急いで逃げることをお勧めします。
断り方は簡単です。
「ありがとうございます。おかげでよくなったので、自分で考えて取り組んでみます」
と言えば、大抵のカウンセラーは「わかりました」というと思います。
ただ、中には「いやいや、もうしばらくカウンセリングを受けたほうがいいよ」と言い出すカウンセラーもいます。
あなたの話を全く聞いていない証拠なので、そのカウンセラーのもとを訪れるのは辞めたほうがいいでしょう。
ちなみに、私は不登校のことでお母さんのお話を伺うことが多いのですが、どのお母さんも子どもを理解しようと必死です。
もちろん、最初は皆さん自分の視点だけで子どもを理解しようとするのですが、少しずつ「あ、この子はこういう子なんだ」とわかるようになってきます。
子どもを理解するポイントがわかってきます。
もちろん、子どもの理解が間違っている場合もあります。
その場合は、「あ、間違っていたんだ」と素直に受け止めてあげてください。
むしろ、「正しく子どもを理解できるチャンスができた」とプラスに受け止めること。
人はプラスに受け止めることで、向き合う力が増大します。
「間違っていた、どうしよう!」と思うと、子どもを理解するチャンスを逃してしまいます。
私はカウンセラーとしても人としても「失敗は成功するチャンス」と思っています。
だから次に考えることは「改善するために何ができるか?」ということです。
理解するまでに、何度も何度も間違える必要があった・・・なんてこともあります。
カウンセラーも失敗することがあるように、親も失敗することがあっていいのです。
ただ、大切なことは「失敗に気づく」ということ、そして「失敗を受け止めて次に活かすということ」です。
これができなければ、三流カウンセラーのようになってしまい、不登校から子どもがどんどん悪化します。
逆に、失敗に気づいて次に活かすことができれば、子どもはどんどん良くなっていきます。
もし、難しいと感じたら、私のカウンセリングを受けに来てください。
子どもを理解するポイントが見つかると思いますよ。
そうなると、どんどん子ども自身が改善していくようになります。
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