こんにちは
カウンセリングルームはぴっとの田中です。
子どもが学校に行きだした瞬間、親としては心の中ではホッとする嬉しくなります。
「不登校は学校に行かなくてもいいんだ」という価値観が出てきているとはいえ、まだまだ日本の教育は学校が基本となっています。
「学校に行かなくていいよ」と言いながらも、学校に行きだすと嬉しくなるのは私たち日本人が持っている心の性かもしれません。
もちろん、それが悪いわけではありません。
そうした軸というものがあるからこそ、私たちは「これを目標にして頑張ろう」と思えるようになるものです。
今回は学校に行きだしたときの注意点についてお話をしたいと思います。
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学校に行きだしたときに、最初に考えないといけないのは、「子どもが無理をしていないか」です。
そのため、下記のような兆候が出てきたら少し注意深く見ておくことが必要となります。
1)家に帰ってぼーっとする時間が増える
2)過眠状態、もしくは昼夜逆転状態となる
3)過食、もしくは食欲不振となる
4)ゲームに没頭する
5)やる気がなくなってきている
6)朝起きづらくなった、体調が悪そう
などなど。
こうした状態は実は不登校になる前のものとほとんど同じ兆候です。
こうなってくると、いったん子どもに「疲れていない?」と聴き、疲れているようであれば「休む」ことを促していくことも選択肢として持っておいた方がいいでしょう。
不登校の子は頑張り屋さんです。
「このままじゃいけない」と思っています。
だからこそ、いったん学校に行きだすと、「ここで行かなくなったら、また同じようになる。だから頑張っていかないといけない」と思っています。
そして、限界までがんばり続け、ある日急に糸が切れてしまい、再度不登校になってしまいます。
こうなると、子どもの中では強烈な失敗体験となります。
それを防ぐためにも、行きだしてからも「大丈夫かな?」「疲れていないかな?」と気に留めておくことは大切でしょう。
そうした少しだけ過剰に見守るというのが、再登校した場合の対応としては大切なこととなります。
今回はここまでです。
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